千葉県 銚子商業高校 | 特産の銚子メロンを使った贅沢コッペパン開発 販売会で完売 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

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特産の銚子メロンを使った贅沢コッペパン開発 販売会で完売

千葉県 銚子商業高校 商業科のみなさん

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千葉県立銚子商業高校では、2014年から商業科と情報処理科3年生の課題研究として、地域活性化を図る「銚商夢市場プロジェクト」を進めている。地元産食材を使った商品開発も展開。これまで地元企業と共同で「銚子電鉄ぬれ煎餅アイス」や「銚子キャベツメロンパン」などを商品化している。

その生徒たちが、現在、取り組んでいるのが濃厚な甘みと香りが特徴の「銚子メロン」を使ったスイーツの開発だ。

2021年には、商業科の生徒と地元老舗製菓舗が連携して「銚子メロンのマリトッツォ」を考案。市内での販売会では限定240個を1時間で完売するほどの人気だった。

千葉県 銚子商業高校 商業科のみなさん2 千葉県 銚子商業高校 商業科のみなさん3

そして今年、同製菓舗とコッペパンに大ぶりのメロンと生クリームを挟んだ「銚子メロンコッペ」を開発した。商業科の3人の生徒が企画。提案を受けた製菓舗が、生徒のアイデアを生かし試作を重ねた。メロンは活動に賛同した農協と生産者組合が提供。当初、小さく切ったメロンを数個挟んでパッケージに入れたところ、見た目が良くなかったことから、8分の1カットのメロンを使うことにした。

同校での完成披露会で生徒たちは「ワッフルにクリームとフルーツを挟んだものがはやっていて、コッペパンなら手軽に食べられると思い企画した」「メロンが大きくてぜいたく。クリームとメロンの相性も良く、パンもふわふわでおいしい」とアピールしていた。

6月と7月に各2日間、銚子市内のスーパーで限定150個、税込み450円で販売し、メロンの自然な甘さが楽しめるとすぐに完売。店頭に立った生徒たちは「もっと銚子を盛り上げる企画を考えたい」と意気込んでいた。
(2022年7月掲載)

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