北海道 留辺蘂(るべしべ)高校 | キッチンカーで地域活性化 地元特産豆で作ったハンバーガー完売 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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キッチンカーで地域活性化 地元特産豆で作ったハンバーガー完売

北海道 留辺蘂(るべしべ)高校 福祉ゼミ9人の3年生

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北海道北見市の道立留辺蘂高等学校の課題研究の一つ「福祉ゼミ」の3年生9人は、今年度「キッチンカーで地域の人と交流し、北見市を盛り上げよう!」をテーマに、研究活動を進めている。

キッチンカーで販売するメニューも自分たちで作った。まず、4~6月にかけて、地元特産の豆を使い、幅広い世代に人気があり、簡単に食べられる食品を中心に試作を繰り返す中で、白いんげん豆をミートに使ったオリジナルハンバーガー「白いんげんバーガー」を考案。客の好みに合わせて、パテはノーマルとスパイス、ソースはデミグラスソース、テリヤキソースなど4種を用意。告知チラシも生徒が制作した。

今回、商品開発するにあたって生徒たちが注力したのは、調理工程の簡素化。誰でも容易に作れるようにすることで、障がい者の就労機会の拡大や地域の雇用創出につなげたいという生徒たちを、地元北見市の住民団体や福祉NPO法人などが協力支援。キッチンカーは、今年3月に出店実績を持つNPO法人から借り受けた他、出店を間近に控えた7月7日、同校駐車場で生徒や教職員を客にした模擬販売では、接客や調理、会計など、各担当者の手順や連携などについて指導を受けた。

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そして当日の7月12日。「キッチンカーでみんなを笑顔にするぞ!」と意気込む生徒たちを、地元の人々も開店準備から協力。11時半の開店と同時に、会場のきごころ広場には多くの人が並び、約1時間半で限定100個の「白いんげんバーガー」を完売した。

生徒たちは「予想以上にお客さんが来てくれて嬉しかった」「次はもっと改善できる」と話し、キッチンカーで地域活性化をと意欲を見せていた。
(2022年8月掲載)

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