神奈川県 藤沢工科高校 | 小学校の蛇口の取手を交換 節水、感染対策に協力 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
高校生達の活躍を、ぜひご覧ください。

小学校の蛇口の取手を交換 節水、感染対策に協力

神奈川県 藤沢工科高校 住環境系3年生のみなさん

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2003年に開校した神奈川県立藤沢工科高校。「ものづくりを通して、人づくり」を目標とする同校には建築系、住環境系、総合デザイン系など6つの系があり、生徒たちは各系の学びを通して身につけた知識や技術、技能を活かした貢献活動を実践している。

小学生対象の「ものづくり教室」では、生産系(レーザー加工で表札作り)、情報系(ドローンを用いたプログラミング)、住環境系(廃材を利用したものづくり)など、6系の生徒たちがそれぞれ企画した内容で、子供たちに優しく指導し、ものづくりの楽しさを伝えている。

今年1月31日には、藤沢市立亀井野小学校の水道の蛇口の取手を取り替える活動を行った。

神奈川県 藤沢工科高校 住環境系3年生のみなさん2 神奈川県 藤沢工科高校 住環境系3年生のみなさん3

同校が参加する地域連携事業「学園都市むつあい協力者会議」の交流活動の一環で、新型コロナなどの感染症から子供たちを少しでも守りたいと実施した。

当日は住環境系の実習で3年生が県管工事業協同組合の監督のもと、同小の昇降口にある6つの蛇口の取手を、回転式からレバー式に交換した。

回転式は手指を使って回す必要があるが、レバー式は少しの力で回せるため、子供たちが肘や手の甲で簡単に開け閉めできる。感染リスクの軽減や節水効果も期待できることから、レバー式や自動水洗式に替える施設も増えているという。

レバーは約10センチ。早速試用した児童の「軽く滑らかに動くので、低学年も使いやすいと思う」の言葉に、生徒たちは「実際に作業を体験してみて、多くの気づきがあった。どうすれば子供たちにとって使いやすいか、安全に使えるか、一つひとつの工程に気遣いが必要と感じた」「とても有意義な体験ができた。社会に出てからも活かすことができるはず」と話し、「今後もこうした活動に携わっていきたい」と意欲を見せていた。
(2023年3月掲載)

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