愛媛県 川之石高校 | 被災者に寄り添う支援 今治山林火災復興へ寄付呼びかけ | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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被災者に寄り添う支援 今治山林火災復興へ寄付呼びかけ

愛媛県 川之石高校 生徒のみなさん

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愛媛県八幡浜市の県立川之石高等学校は、100年を超える伝統として地域に貢献する人材の育成に力を入れている。生徒も、川之石地区住民交流拠点「みなせ」で開かれる「からみ市」でのボランティアなど、様々な貢献活動に取り組んでいる。

2025年4月には、3月23日に今治市で発生した大規模山林火災の被災者と山林の復興を支援しようと、道の駅「八幡浜みなっと」で募金活動を行った。

今回の山林火災の焼失面積は、今治市と隣接する西条市を含めて約442ヘクタールと県内では平成以降、最大規模の山林火災となり、住宅や倉庫など22棟が被害を受けた。

「家の窓を開けたら、火が近くに見えて怖かった」「家が焼けるかと思い、不安だった」など、被災地の住民の言葉に、生徒の「何かできることはないか」の声があがり、募金活動を行うことになった。

生徒会が各部活動に協力を要請。ライフデザイン部、情報ビジネス部、YVS部をはじめ、福祉サービス系列などからも多くの生徒が手を挙げた。

募金活動は4月19日、20日、26日、27日の4日間、道の駅「八幡浜みなっと」で実施。2日目の20日には約20人の有志生徒が参加し、観光客や買い物客に被災した山林復興への支援を呼びかけた。

被災者を思う生徒たちの真剣な訴えに、心動かされた多くの人々が募金に協力していた。

参加した生徒は「たくさんの募金をしていただいた」と感謝し、「募金してくれた人の優しさが、被災した人たちに届き、日常生活を取り戻せる手助けになれば」と願っていた。

集まったお金は今治市の火災義援金に寄付する。生徒たちは、山林の復興や被災地の人々のために使ってもらいたい、と話していた。
(2025年5月掲載)

愛媛県 川之石高校 生徒のみなさん2 愛媛県 川之石高校 生徒のみなさん3

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