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善きことをした高校生達
世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
高校生達の活躍を、ぜひご覧ください。
魚と植物を同時に育てる循環型農法を研究 宇宙での実用化目指す
岡山県 東岡山工業高校 東工アルテミスプロジェクトのみなさん
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岡山県立東岡山工業高校は、機械科、電気科、電子機械科、工業化学科、設備システム科の全5学科の生徒が連携。水産養殖と水耕栽培を同時に行う新たな循環型農法「アクアポニックス」の研究に取り組んでいる。
「アクアポニックス」とは、魚を養殖する水槽と植物を育てる鉢をつなぎ、魚の排泄物に由来する窒素やリン酸を養分として植物を栽培し、浄化した水を水槽で再利用する、環境に優しい循環型農法システムとして注目されている。
工業高校の生徒が「食料」を生産するのは珍しく、当初は淡水を利用し、川魚を養殖魚に、小松菜やイチゴなどの栽培を進めてきた。
研究の転機となったのは岡山理科大学との連携。同大学が開発した淡水魚も海水魚も育てられる人工の水「好適環境水」の技術供与を受け、メバル、ヒラメなどの海水魚の養殖を開始。メバルの県内飲食店出荷も実現した。
生徒たちは、アクアポニックスの実用化に向け、市場価値の高い海水魚の養殖に挑戦すべく、ハタ科の高級魚タマカイ約50匹の養殖とバナナの栽培に着手。さらに、ベニザケ約100匹と寒冷地で育つレタスやワサビなどを組み合わせた実験も始めた。
この際、魚の養殖用設備の拡張や装置の充実を図るための資金をクラウドファンディングで募集。多くの支援を受け、中庭に大型のアクアポニックス設備の建設や、新たな装置製作に充てることができた。
2024年度、生徒たちは、好適環境水を使って宇宙で魚を養殖し、植物も生産する先進的な取り組み「東工アルテミスプロジェクト」を立ち上げた。この大きな目標「宇宙アクアポニックス」の実現に向け、ノウハウを蓄積していくと話していた。
(2026年3月掲載)
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