愛知県 坂崎小学校 | 下級生のために地元の間伐材でシーソーを製作 | 善きことをした小・中学生達 - 日本の学校

善きことをした小学生・中学生達

世のため、人のために立派な行いをしている小学生・中学生達を紹介します。
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下級生のために地元の間伐材でシーソーを製作

愛知県 坂崎小学校 6年生のみなさん

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愛知県の中南部に位置する幸田町に町立坂崎小学校がある。温暖な気候、緑豊な自然に抱かれたこの町で学ぶ同校の児童は、あいさつ運動や地域のお年寄りとの交流など、思いやり豊かな子供たちである。また約180人の児童は、学年を越えた強い絆で結ばれており、今年の10月5日には、23人の6年生が、下級生のために地元の里山などで間伐材として伐採したヒノキなどを使って、手作りのシーソーを完成させた。

同校は、地元の里山を守る活動に協力しており、9月には6年生が近くの里山で、地域の人たちが刈った草や枯れ枝を片付けるなどの活動を行っている。

今回の6年生のシーソーづくりは、2年生の「シーソーを作って欲しい」という希望に応えたもの。当日は、地元の大工Kさんの指導を受けながら、直径約30センチ、長さ約4メートルのヒノキの間伐材とボルトなどを使って作り上げたシーソーを、地中約1メートルに埋め込んだ支柱に取り付けて仕上げた。

さっそく試し乗りをした児童は、丸太に座っての柔らかい感触に大喜びだった。

6年生による手作りの贈り物には、続きがあった。およそ1週間後の10月13日には、卒業記念としてアスレチック用遊具を校庭に設置した。この日もKさんの指導を仰ぎ、昨年、千万町の山で間伐した木と地元の神社から伐り出した木を使って、ぬくもりを感じる手作りのアスレチックを完成させた。

安全で楽しめる大きな遊具に下級生は、この素晴らしい贈り物を一生懸命作ってくれた6年生に、感謝の手紙を贈った。

6年生は「思っていたよりうまくできた。多くの人たちに使ってもらって、楽しんでもらえればうれしい」と笑顔で話していた。

(2010年11月掲載)

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