善きことをした小学生・中学生達

世のため、人のために立派な行いをしている小学生・中学生達を紹介します。
子供達の活躍を、ぜひご覧ください。

兵庫県三田市の豊かな自然に囲まれた八景丘陵地に、1949(昭和24)年に開学した市立八景中学校がある。同校の生徒は、教育目標の「心豊かな人づくりをめざし、心身ともにたくましく、希望と意欲にもえた生徒」に成長すべく、日々の学校生活を楽しんでいる。また、心身共に健康で、自己を磨き、創造力豊かに学び行動する前向きな姿勢は、地域からも高く評価される同校生徒は、人を愛し敬い、自己を律する生徒である。

「東日本大震災」の被災者に向けても、“人を愛し敬う”やさしさが発揮された。

震災から3日後の3月14日、東北・関東地方の被災者に心を痛め生徒会執行部の1、2年生が、「私たちに出来ることをしたい」と担当教諭に相談。生徒の励ましの言葉を添えて、義援金を贈ることを決めた。

早速全生徒と教職員に協力を呼びかけるとともに、18日から24日までの1週間にわたって募金活動を実施した。

校内で「人ごとではなく、国の一大事。小さな募金が大きな力を生み出します」と書いたチラシと、側面に励ましの文章が書ける手作りの募金袋を配布。新聞やテレビのニュースで、避難所で困難な生活を強いられる被災者の姿を知った生徒が、次々と募金し、合計で12万8690円もの浄財が集まった。

また、募金袋の書き込み欄には「ネバーギブアップ」「笑顔が増えますように」「日本中の皆さんが心を寄せています」「人間1人じゃない。ともに生きよう」など、それぞれの思いを込めた195通の激励文が寄せられた。

この激励文は、3月25日から4月の保護者参観日まで校内で掲示され、5月2日、生徒会から市社会福祉協議会に手渡された後、三田市のボランティアが石巻市に届けた。後日開かれた全校朝礼で、被災地にメッセージが届けられた話を聞いた生徒はみな、笑顔に。

今回の活動の中心となった生徒会執行部の役員は「温かい気持ちがより届けられると思って、激励文を募り送ることにした。被災地の皆さんには、希望を失わず、明るい気持ちになってほしい」と話す。また、同校の校長は「被災地に出向き活動をすることはできなくても、生徒ひとり一人が被災地の人たちの心に寄り添い、その中で、“命の大切さ”“人と人のつながりの大切さ”を感じてくれたと思う」と、純粋な想いで募金活動を推進した生徒の姿を見守っていた。
(2011年5月掲載)

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