京都府 白糸中学校 | 「たくさんの思い出をありがとう」 旧校舎へ解体前に感謝の言葉 | 善きことをした小・中学生達 - 日本の学校

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「たくさんの思い出をありがとう」 旧校舎へ解体前に感謝の言葉

京都府 白糸中学校 全生徒のみなさん

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京都府北部、日本海側に位置する舞鶴市に、市立白糸中学校がある。1948年に開校した同校は、市内でいち早く木造校舎から鉄筋コンクリートの校舎への建て替えが決まり、1956年から1962年にかけて、順次4棟が建てられた。以降、約半世紀にわたり、生徒の日々の学びや部活に勤しむ姿を見つめてきた。しかし、耐震性等の問題もあり、市議会によって校舎の全面改築が決まった。そして、2011年春に新校舎が完成。50年の歴史と思い出を育んできた旧校舎は、今年9月までに順次解体撤去され、跡地はグラウンドに整備されることになった。

この決定が公表されると、卒業生や地域の人々から「なくなるまでにもう一度あの校舎を見てみたい」「もう一度校舎に入ってあの頃を思い出したい」などの懐かしむ声が、同校に多数寄せられるようになった。

そこで同校では、昨年度の夏休みと冬休み、そして今年3月に旧校舎の見学会を開催。第1回の夏休みの見学会には、20年以上前の卒業生や最近の卒業生、家族連れなど158名が来校。また新校舎のお披露目を兼ねた3月の見学会には、卒業生、近隣住民、在校生など2日間で延べ1550人が来校するなど、旧校舎がいかに愛されてきたかを改めて実感させた。

そのため生徒たちは、旧校舎から新校舎へ移る前の1週間、一生懸命教室や廊下などの清掃活動に取り組んだ。自分たちや多くの先輩の沢山の学びを共にした校舎を、最後の最後まで、きれいに使って、きれいに役割を終えて欲しいという思いからだった。

また、生徒会中央委員会からは「旧校舎を大切にしてきた自分たちの気持ちを校外へ発信しよう」という声があがり、全校生徒から標語を募集し、旧校舎の窓に張り出すことになった。そしてすぐに募集を開始すると、数多くの標語が寄せられた。

「たくさんの 思い出と歴史を ありがとう」「いつまでも 心に残る 旧校舎」「思い出が いっぱい詰まった 旧校舎」など、生徒の旧校舎への感謝の気持ちがあふれた標語が並ぶ窓を、卒業生や地元の人々は「想いは生徒と一緒」と、感慨深そうに見つめていた。

(2011年7月掲載)

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