兵庫県 仁川学院中学校 | 被災地、宮城の児童と交流 必ず復興できるとエール | 善きことをした小・中学生達 - 日本の学校

善きことをした小学生・中学生達

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被災地、宮城の児童と交流 必ず復興できるとエール

兵庫県 仁川学院中学校 全生徒のみなさん

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建学の精神「和と善」のもと、奉仕活動に熱心に取り組んでいる仁川学院中学校。昨春からは東日本大震災の被災地支援も続けている。

今年の9月20日には、宮城県女川町の女川第二、第四小学校の児童34人が、神戸、大阪への修学旅行に合わせて同校を訪問。生徒会企画の歓迎式典では、吹奏楽部による演奏やダンスが披露された他、阪神淡路大震災を経験する中で、互いに助け合いながら復興を遂げた様子をスライドで説明。児童に「西宮も大震災から立ち直った。東北も必ず復興できる」とエールを送った。

女川町の児童との交流は、保護者のボランティア活動がきっかけで始まった。昨年4月、義援金と文房具を贈った後も、校内募金の送付、近況を写真や手紙でやり取りするなどの活動を続けてきた。

歓迎式典では、児童に創立50周年記念タオルと『不思議のメダイ』のメダルをプレゼント。学校長から「皆さんの命を救うお守りとして、このメダルを身に付けてほしい」と伝えらえた。

児童は「神戸も僕たちのふるさとのように大変な思いをしたけれど、震災以前の姿に戻ったのがすごい。僕たちも元の街を取り戻したい」と意気込む。

生徒会役員は「自分たちの思いを伝えることができた。これからも女川の子どもたちへの支援を続けていきたい」と話していた。

(2012年10月掲載)

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