長野県 諏訪市立高島小学校 | 20年前の学校の森復活へ 「おやじしゅう」のみなさんと協働 | 善きことをした小・中学生達 - 日本の学校

善きことをした小学生・中学生達

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20年前の学校の森復活へ 「おやじしゅう」のみなさんと協働

長野県 諏訪市立高島小学校 5年1部のみなさん

諏訪市立高島小学校では、野鳥愛護の実践など自然環境への意識向上に努めている。今年9月からは5年1部の児童たちが独自カリキュラム「白紙単元」の一環で、学校プール横の斜面を緑の森に変える「森復活プロジェクト」をスタートさせた。

「白紙単元」とは、子どもが何ものにもとらわれず、意欲的に取り組み、自分の力で追究する学びを教師と一体となって展開する同校独自のカリキュラムで、約40年の実績を誇る。

今回の取り組みは、環境等よろず支援ボランティア「おやじしゅう」などと協同で、同校に20年程前まであった森を復活させようというもの。

長野県 諏訪市立高島小学校 5年1部のみなさん2 長野県 諏訪市立高島小学校 5年1部のみなさん3 長野県 諏訪市立高島小学校 5年1部のみなさん4

作業初日は、児童の他、おやじしゅうのメンバーなど約25人が参加。斜面を覆うアレチウリなどの雑草を刈り取り、木材の階段を作った。地面には、歩きやすいよう木材チップを敷き詰めるなどの工夫も施した。そしてこの日は、ヤマボウシやクヌギ、エゴノキなど12本の苗を植え、森づくりへの第一歩を踏み出した。

また、森の憩いのスペース「あずまや」も製作。児童たちは、おとなたちのサポートで木をノコギリで切ったり、くいを打つ作業を行った。

おやじしゅうの代表は「子どもたちが成長していく中で、森も成長させていきたい」と語る。児童たちは「この森を通して多くの人に森の大切さを伝えていきたい」と意気込む。同校の教諭は「子どもたちは常に進歩を求め、やる気に満ちている」と児童の今後の活動に期待していた。
(2015年10月掲載)

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