新潟県 加茂市立加茂南小学校 | 手製人形「ピゴッタ」の収益を寄付 世界の子どもを支援 | 善きことをした小・中学生達 - 日本の学校

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手製人形「ピゴッタ」の収益を寄付 世界の子どもを支援

新潟県 加茂市立加茂南小学校 6年生のみなさん

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加茂市立加茂南小学校の6年生37人が、自分たちで作った人形「ピゴッタ」を販売した収益を寄付し、貧困に苦しむ世界の子どもたちを支援する「ピゴッタ・プロジェクト」に取り組んだ。

「ピゴッタ・プロジェクト」とは、1988年、イタリアで始まったチャリティー活動で、ボランティアの人々が端切れで人形を作り、広場や街頭で販売し、その収益をユニセフ(国連児童基金)に寄付する。人形には名前と生年月日、特徴を記した身分証明書と、購入者と人形との養子縁組成立を製作者に知らせるはがきが付いている。

児童による今回の活動は、イタリアの日本人学校で教諭を務めた担任教諭が総合的な学習の時間で紹介したのがきっかけ。「自分たちもやりたい」と声が上がり、昨年12月から本格的にスタートした。

新潟県 加茂市立加茂南小学校 6年生のみなさん2 新潟県 加茂市立加茂南小学校 6年生のみなさん3

子どもたちは二人一組となり、家にあった布切れや毛糸などを持ちよって19体を完成させた。

1月末、長岡市の複合交流施設「アオーレ長岡」で1体2000円で販売。毛糸のおさげ髪、花柄や水玉などカラフルな洋服を着た「ピゴッタ」人形に込めた子どもたちの思いに、多くの市民が賛同し購入していた。

後日、購入者から「人形と一緒に散歩している」などと書かれた返信はがきが学校に届き、子どもたちは大喜び。「人形を大切にしてくれる人に買ってもらえてうれしい」「集まったお金は、食料不足などで苦しむ子どもたちの命を守るために役立ててほしい」と話していた。
(2016年2月掲載)

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