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善きことをした小学生・中学生達
世のため、人のために立派な行いをしている小学生・中学生達を紹介します。
子供達の活躍を、ぜひご覧ください。
台風被災の丸森町へ応援の募金活動 寄付者に感謝のプリン贈る
宮城県 仙台市立秋保(あきう)中学校 生徒のみなさん
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昨年10月の台風19号で、甚大な被害を受けた宮城県丸森町。今年の東京オリンピック・パラリンピックで、アフリカ中部のザンビアのホストタウンとなっていることなどから、復興へ全力で取り組む同町への支援活動が、全国で進められている。
昨年12月、仙台市青葉区のクリスロード商店街で丸森町応援販売会が実施され、同市立秋保中学校の生徒たちも参加。募金活動を行い、寄付してくれた市民に、丸森町の地域商社と共同開発した「キセキのたぴぷりん」を、感謝の言葉を添えて贈った。
「キセキのたぴぷりん」は、地元秋保産の卵やそば粉、丸森産の牛乳や米粉で作ったプリンにタピオカを入れた商品。丸森町の復興をサポートしたいと企画したもので、地域商社と試作を重ねながら開発した。商品名も自分たちで考えた。
今回の募金活動には200個を用意。まだ試作品段階のため、募金に協力してくれた買物客などにプレゼントとして手渡した。
「丸森町支援にご協力を」と大きな声で呼び掛けした生徒たちは「多くの人が募金してくれた。自分たちの手作りプリンでお礼できてうれしかった」と笑顔に。
「心豊かで思いやりのある生徒」の育成を目指す同校の教員は、「人の役に立ちたいという思いが今回の活動につながった。生徒たちにとって良い経験になったと思う」と話していた。
なお、集まった義援金は、クリスロード商店街青年向上会から丸森町に寄付されることになっている。
また、1月25日(土)には、地元秋保のホテルを会場に「秋保地域活動のつどい」で活動を紹介し、秋保の方々にも「キセキのたぴぷりん」を試食いただき好評を得た。これをきっかけに、今後、地元秋保を会場に販売キャンペーンを行い、復興を支援していこうと生徒達は張り切っている。
(2020年1月掲載)
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