長野県 松本市立源池小学校 | 風雨で傷んだベンチを修理 市民憩いの薄川緑地 | 善きことをした小・中学生達 - 日本の学校

善きことをした小学生・中学生達

世のため、人のために立派な行いをしている小学生・中学生達を紹介します。
子供達の活躍を、ぜひご覧ください。

風雨で傷んだベンチを修理 市民憩いの薄川緑地

長野県 松本市立源池小学校 5年生のみなさん

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松本市立源池小学校の児童は、学校の重点目標「豊かな心を育む」「主体的な学びを生み出す」「めあてをもって挑戦する」を実践すべく、日々の学びや地域の役に立つ活動に取り組んでいる。

今年9月には、5年生約50人が学校近くを流れる薄川(すすきがわ)の両岸にある薄川緑地のベンチの座板の修理を行った。

総合的な学習の時間にしてみたいことを見つけるため、学校周辺を散策したことがきっかけ。児童たちは、薄川緑地を歩いていた時、設置から20年たち、風雨などでベンチが古び、痛んでいるのに気付いた。

長野県 松本市立源池小学校 5年生のみなさん2 長野県 松本市立源池小学校 5年生のみなさん3

薄川緑地は、春は花見、夏は花火大会、休日はジョギングや散歩、バーベキューなどを楽しむ松本市民の憩いの場。痛んだベンチではゆっくり休息もできないと考えた児童たちは「私たちが修理しよう」と一致団結。作り替える座板は5基分で、長さ1・8m、幅44センチ。児童たちは1枚1枚丁寧に塗装し、学校名を彫り込んだ。

付け替え当日は、松本市の職員や業者の方たちの指導のもと、新しい座板を取り付け固定する作業に取り組んだ。「くぼみにコンクリートを詰めて座板を付けるなんて驚いた」「自分たちでやれてよかった」と仕上がりに満足そうな児童たち。「地域の人に使ってもらえたら」と笑顔に。

児童たちを手助けした市の職員は「ベンチの傷みに気付き、自分たちの手で公園美化に取り組んでくれて、本当にありがたい」と感謝していた。
(2020年12月掲載)

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