青森県 八戸市立種差小学校 | 在来植物を守ろう! 抜いて抜いて特定外来植物15年かけ根絶 | 善きことをした小・中学生達 - 日本の学校

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在来植物を守ろう! 抜いて抜いて特定外来植物15年かけ根絶

青森県 八戸市立種差小学校 3~6年生のみなさん

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2024年6月6日、八戸市立種差小学校の児童が教職員と共に、同校に隣接する種差海岸で、特定外来植物「オオハンゴンソウ」の駆除活動を行った。参加したのは3年生から6年生までの13人。2009年から続く取り組みで、今回は2年ぶりの活動。初めに6年生がオオハンゴンソウが帰化植物であること、繁殖力が強く、種差海岸の在来植物の生態系を脅かす存在であることなどを説明。「みんなで協力して抜きましょう」と呼びかけた。

児童は駆除活動を行う現場で、種差海岸ボランティアガイドクラブのメンバーから駆除の仕方を学んだ後、作業を開始。児童は、オオハンゴンソウとよく似たヨモギや在来植物と間違えないよう慎重に見極めながら、鎌を使って根が残らないよう約170本を引き抜いた。

同校児童の担当領域は約400平方メートル。15年に及ぶ駆除活動では500本以上抜いていたこともあり、オオハンゴンソウの数は大幅に減少。今回の取り組みでほぼ根絶したと見込まれることから、児童の活動は今年度で最後となる。

「根っこをしっかり取るのが難しかった」という子供たち。先輩から受け継いだ駆除活動が終わることについて「みんなと一緒に頑張ったから、うれしい」「大変だったけど、楽しかった思い出もあるのでさみしい」と話す。児童を見守った教諭は「感慨深い。協力してくれた地域の皆さんに感謝したい」と語り、これからも子供たちと共に地域の自然を大切に守り、地域の良さを伝える活動を続けていくと力を込めた。
(2024年7月掲載)

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