長野県 穂高東中学校 | 牛乳のふた4万枚で壁画作成、再利用の大切さをアピール | 善きことをした小・中学生達 - 日本の学校

善きことをした小学生・中学生達

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牛乳のふた4万枚で壁画作成、再利用の大切さをアピール

長野県 穂高東中学校 生徒会のみなさん

長野県のほぼ中央に位置する安曇野市。雄大な北アルプス連峰がそびえ立ち、中房川、烏川、梓川、高瀬川などが犀川に合流する美しい自然環境を誇る同市に、市立穂高東中学校がある。

彫刻家荻原碌山の作品を紹介する碌山美術館に隣接する同校は、詩人尾崎喜八が書いた「田舎のモーツアルト」の舞台でもある。毎年10月には、「田舎のモーツアルト音楽祭」を開催するなど、安曇野市の文化の発信地としても知られている。

自然環境と文化的環境に恵まれたこの地で成長する同校の生徒は、向学の気風に満ち、加えてチャレンジ精神も豊かである。

9月25日に開催された同校の文化祭では、使用済みの牛乳瓶のふた約4万1000枚を使った壁画作成に挑戦した。

壁画は、縦約4・5メートル、横約11メートルと大きなもので、発泡スチロールの地球を、花、海、魚などが取り巻いた力作で、講堂のステージ上に飾られ、来場者に披露された。

今回の壁画作成は、「環境問題や省資源などが叫ばれる中、再利用の大切さをアピールしよう」と、生徒会が企画したもので、多くの生徒が牛乳のふたの収集や壁画の制作に参加した。

生徒会の役員は「周辺の学校や幼稚園も、ふた集めに協力してくれた。おかげでこれだけの作品に仕上がった。本当に感謝しています」と話し、「もちろん、出来栄えは、すごい!の一言です」と、目を輝かす。今後も自分たちでできる問題提起や文化の発信、地域に貢献する活動に取り組んでいきたいと、意欲を見せていた。

(2008年10月掲載)

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