イベントスタッフ | お仕事図鑑250 - 日本の学校 | 色んなお仕事を紹介
お仕事図鑑250
監修/元全国小学校社会科研究会会長 羽豆成二

イベント


イベントスタッフの仕事
 展覧会や発表会、フェスティバル、コンテスト、スポーツ大会、コンサートなど、イベントの開催(かいさい)の準備や実際の運営をするのがイベントスタッフです。イベントには会場をセッティングする美術関連や照明・音響(おんきょう)などが専門の制作スタッフ、集客の広告・宣伝スタッフ、会場の保守・保安スタッフなど、たくさんのスタッフが必要です。イベントスタッフは、イベントプロデューサーやイベントディレクターの指示に従い、自分が担当した仕事を予算内・期日内でしっかり終了させます。
 イベントスタッフになるには、イベント会社に入って、経験を積んでいくのが一般的ですが、イベント会場でアルバイトから始めてもいいでしょう。また、イベント業務管理者やイベント検定の資格があります。資格を得ておけば、スタッフになるのに有利です。
 なお、コンサートなどでミュージシャンが使う楽器の手配と管理、セッティングなど、演奏活動を支えているアシスタントの仕事を、特にローディーと呼んでいます。

イベントスタッフにインタビュー
 イベントの照明スタッフをしています。主にコンサートや演劇の舞台(ぶたい)で仕事をしています。演出や構成に合わせてディレクターと相談し、照明の方法を考え、実際に操作しています。
 高校のとき、演劇部にいて照明をやっていましたが、ある歌手のコンサートに行って、自分とは全くちがう照明の技術におどろかされました。この道に進む決心をしたのは、照明ひとつで舞台のムードが一変することに感動したからです。通信教育で勉強して照明士の資格を取り、イベント会社に入りました。今は、まだまだ覚えなければいけないことがいっぱいあるのですが、将来は独立して、音楽、とくにロック関係の照明をやってみたいです。音と光がみごとにシンクロした不思議な世界をつくって、会場に来ている人たちに音楽の楽しみ方にひとつの提案をしたいと思っているのです。

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