マーケットリサーチャーになるには
商品開発と販売促進に欠かせない調査のプロ
企業やメーカーでは、新たな商品を開発するときや販売促進キャンペーンを行うときに、まず消費者のニーズをつかんでおく必要があります。マーケットリサーチャーは、ターゲットとなる消費者の好み・関心・流行などの市場調査を実施、情報やデータを収集し、その結果を分析するのが仕事です。くわえて、商品の価格や広告の方法、販売ルートなどの提案の他、依頼によっては、商品化の企画立案・販売促進までも担当します。
企業のマーケティング部門に所属し、商品企画や営業部門と協力しながら市場調査などを担当する道もありますが、マーケティングのスペシャリストをめざすなら、広告代理店、調査専門会社、シンクタンクや金融系の調査研究会社などに入社するという道もあります。
この仕事に就くために必ず取得しなくてはならない資格はありませんが、広告やマーケティング関連の専門学校や、経済、経営、商学系の大学などで経済学やマーケティング理論、統計学などを学んでおくと、就職の際に大きなアピールポイントになることでしょう。
この仕事は、流行に敏感なことはもちろん、社会や経済の動向に幅広く目を向ける好奇心や、日々地道な情報収集を行うための行動力・発想力・独創性なども求められます。また最近では、インターネットを利用した市場調査も登場しており、情報技術の知識も大切です。
パンフをもらうと更に詳細な情報を確認できるので、職業研究の参考にしてください。
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