書道家になるには
日本の伝統芸術「書(しょ)」の創作や指導を行う
墨と筆を使って、文字を書く芸術家とも言われる書道家。日本の伝統芸術である「書(しょ)」の創作のほかに書の指導もします。書道には、楷書、行書、草書、仮名などがあり、書体によって異なる文字の美しさや力、全体の構成美を意識して書き上げます。創作活動のためには、題材を古典や現代文学などから探し、自らが書きたい文字や言葉を追求することも大切でしょう。
数多くの流派が活動しており、多くが師範として生徒の指導や、カルチャーセンターなどの書道講座を受け持ちながら個展や展覧会に出品しているようです。実力が付けば、個展やグループ展などで作品の販売も可能です。最近ではプロの書家に、掛け軸や屏風のほか賞状や贈答品ののし袋への毛筆書きを依頼される機会も増えつつあります。
パソコンやメールの発達で、文字を書くことが少なくなるにつれ、書の大切さが見直されています。書道家になるには、書家に弟子入りしたり、書道教室や書道を教える学校などで技術や表現力を磨くのが一般的です。公募展などで実力を認められたり、書道団体の試験を受けて高い段位を取るなどすれば、書道の教師になるなど、独立する道も開けます。
パンフをもらうと更に詳細な情報を確認できるので、職業研究の参考にしてください。
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