先輩に聞いた!「入試科目・入試方法の選び方」のポイント 高校生ランキング レポート
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  • 先輩に聞いた!「入試科目・入試方法の選び方」のポイント

    勉強・受験

    2022.07.27

    大学生の先輩たちに「大学に合格できたのは何が良かったからだと思うか」について聞きました!

    その結果、国公立大学進学者、私立大学進学者ともに、1位に「入試科目や入試方法の選び方」が挙がりました。

    また、重要だと思う合格要因として「入試科目・入試方法の選び方」を挙げた先輩には、その内容やポイントも教えてもらいましたので、あわせてご紹介!みなさんのご参考になれば嬉しいです★

    INDEX
    1.先輩たちが、大学に合格できたのは?
    2.入試科目や入試方法の選び方のポイント

    1.先輩たちが、大学に合格できたのは?

    Q.大学に合格できたのは何が良かったからだと思うか、以下の選択肢から当てはまるものを選んでもらいました(複数回答)

    国公立大学進学者
    1位「入試科目や入試方法の選び方」 45.7%

    私立大学進学者
    1位「入試科目や入試方法の選び方」 51.3%

    大学生の先輩に「大学に合格できたのは何が良かったからだと思うか(大学合格要因)」を聞いたところ、国公立大学/私立大学進学者ともに、「入試科目や入試方法の選び方」が1位に挙がりました。

    特に、私立大学進学者では、半数以上(51.3%)が「入試科目や入試方法の選び方」を挙げており、その重要性が窺えます。では、どのように入試科目や入試方法を選ぶとよいのでしょうか?

    重要だと思う合格要因として「入試科目や入試方法の選び方」を挙げた先輩に、その内容やポイントをフリーワードで回答してもらいました。次より、回答内容をご紹介!

    2.入試科目や入試方法の選び方のポイント

    1)まずは、しっかりと調べる!

    ・合格するために色々な選択肢を知る(国公立大学3年・文系・女子)
    ・科目の得点配分が大学によって違うのでよく調べる(国公立大学1年・理系・男子)
    ・同じ大学でも入試方式によって受かることもあるしだめなこともあるのでよく調べることが大事(私立大学1年・文系・女子)

    「合格するために色々な選択肢を知る」のように、まずは、どんな入試方法があるのかを知ることから始めましょう。主な入試方法には、一般選抜(一般入試)、総合型選抜(AO入試)、学校推薦型選抜(推薦入試)などがありますね。

    それぞれの入試方法を理解したら、「同じ大学でも入試方式によって受かることもあるし、だめなこともある」ので、志望校の入試科目や入試方法を調べていきましょう。

    「進路のことは3年生から」と思いがちですが、多くの高校では、希望進路に応じて、2年生1学期から文系/理系に分かれていきます。1年生・秋頃には、文系/理系の最終決定となることが多く、計画的に進路検討を進めることが大切ですね。

    大学毎の入試科目や入試方法は、学校案内パンフレットや学校HPで確認しましょう。私立大学は、入試方法が多く複雑な場合があり、理解に時間がかかることがあります。早めにチェックしておくのがオススメです!
    →学校案内パンフレットを請求して、「入試科目・入試方法」を確認しよう!

    2)「自分の強みを活かせるもの」を選ぶ!

    ・自分が得意なフィールドで戦えるようにする(国公立大学1年・文系・男子)
    ・自分の学力としっかりと向き合い、適した入試方法を選んだ(私立大学4年・文系・女子)
    ・自分が得意な科目で勝負できる入試方法を見極めること(私立大学1年・文系・女子)
    ・自分に一番あった方法じゃないともちろん受かりにくい(私立大学2年・文系・女子)

    入試科目や入試方法の選び方は、「自分が得意なフィールドで戦えるようにする」「自分が得意な科目で勝負できる」ようにすることが重要なようです。

    総合型選抜(AO入試)や、学校推薦型選抜(推薦入試)は、学力だけではなく、志望理由や課外活動の実績なども強みとしてアピールできますね。「自分の学力としっかりと向き合い」、自分の強みとなるものは何かを見つめ直してみましょう。

    「自分に一番あった方法じゃないともちろん受かりにくい」という声もあり、自分にあわない入試科目や入試方法では、強みを活かしきれずに残念な思いをするかもしれません。きちんとあなたにあうものを選びましょう。

    3)「早めに」準備を始めて対策する!

    ・入試方法をうまく考えられたので、得意な科目に専念できた(国公立大学1年・理系・男子)
    ・入試科目が決まればその科目に重点をおけるため早めから対策ができる(私立大学1年・文系・女子)

    「入試方法をうまく考えられたので、得意な科目に専念できた」「入試科目が決まればその科目に重点をおける」のように、自分にあった入試方法・入試科目を選択して、その科目の対策に早くから取り組むことができれば、合格につながりやすくなるようです。

    また、早い受験対策のスタートには、早めに入試科目・入試方法を調べて、検討しておくことが重要ですね。

    4)その他

    ・苦手すぎるものを選ばない(私立大学2年・文系理系どちらでもない・男子)
    ・滑り止めは、負担にならないものを選ぶ(私立大学1年・文系・女子)

    入試科目・入試方法は、自分に合ったものを選ぶのが良いので、もちろん「苦手すぎるものを選ばない」ことが大切ですね。

    また、「滑り止めは、負担にならないものを選ぶ」のように、滑り止めの学校の入試対策に手間が取られないようにすることも大切なようです。

    ※ご注意)「指定校推薦」対策は1年生から

    ・やはり指定校推薦は、合格への近道だと思う。その為には毎日真面目に学校生活を送ることが大切だと思う(私立大学1年・文系・女子)
    ・一年の頃から学校の評定を気にしておいたおかげで指定校をとれた(私立大学3年・理系・男子)

    学校推薦型選抜(推薦入試)には、指定校推薦があり、多くの私立大学で行われています。指定校推薦で出願できる生徒は校内で選ばれ、出願することができれば、入試も合格となる可能性が高いです。

    校内選考は3年8〜10月頃に行われ、主に「学習成績の状況(評定平均値)」が重要となります。これは、1年生からの通知表の全科目の成績を平均して5段階の数値で表したもの。1年生、2年生の成績も重要になってきますね。

    そのため「毎日真面目に学校生活を送ることが大切」「一年の頃から学校の評定を気にしておいた」と、1年生からの取り組みに気を配る必要があることに注意が必要です。また、校内選考の内容は、高校により様々なので、事前に先生に確認しましょう。

    あとがき

    いかがでしたか?今は大学に入学した人の約半数が、総合型選抜(AO入試)や学校推薦型選抜(推薦入試)。今回、改めて総合大学の学校案内パンフレットで入試方法を確認すると、その種類の多さに驚きました。また内容の理解にも時間がかかりますので、やはり早めのチェックがオススメです★



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株式会社JSコーポレーション 代表取締役社長 米田英一