國學院大學観光まちづくり学部の詳細情報

観光まちづくり学部

「地域を見つめ、地域を動かす」をモットーに、地域を主体とした観光の在り方を追究する

観光まちづくり学部の特長

取得資格

■取得できる資格
学芸員、図書館司書、神職（明階検定合格正階授与）

■取得目標資格（就職に関連して次のような資格を目指すことができます）
総合旅行業務取扱管理者、国内旅行業務取扱管理者、全国通訳案内士、地域通訳案内士、不動産鑑定士、宅地建物取引士、技術士　他
※別途資格試験の受験が必要です。
※令和5年度時点の情報です。

卒業後の進路

本学部での学びを通して身に付く、地域の課題解決に向けた分析力や提案力、そして未来に向けた構想力は、いわゆる観光業やまちづくりの分野だけでなく、さまざまな領域で活かせる能力です。
また、幅広く総合的な学びと、志を同じくする教員や共に学ぶ学生との活発なコミュニケーションが、活躍の場を広げます。

■卒業後の進路（想定）
・公共から地域を支える（国家公務員、地方公務員、学芸員、環境関連組織）
・地域に根差した事業を担う（観光協会・DMO(観光地域づくり法人)、NPO、地域づくり組織、Uターン・Iターン企業）
・観光の専門性を活かす（コンサルタント、宿泊業・旅行業、観光施設運営者、航空・鉄道等交通事業者）
・経済活動で地域と世界をつなぐ（出版・放送・広告代理店、商社、金融、IT産業、建設、不動産業）

カリキュラム

■専門性を高める4つの展開科目
「社会」「資源」「政策・計画」「交流・産業」の4つに分類された展開科目が用意されています。公共政策・都市計画・まちづくりなどの地域社会マネジメントから、歴史・文化・自然を保全する環境づくり、観光をはじめとする地域経済の振興や事業計画・経営まで、持続可能な「観光まちづくり」の実現に必要な学問領域を幅広く開講。学生が志す進路に合わせた分野横断的な学びが展開されています。

■少人数で実践的に学ぶ課題解決型カリキュラム
15人程度の少人数クラス制の演習科目が設定されています。大学近隣の地域や、教員が研究フィールドとしている都市などを対象に、演習授業でのグループワークやフィールドワークを通じて「観光まちづくり」に必要な基礎を現場感覚とともに身に付けます。また、多様な考え方をもつ他者との議論・協調によって、地域の魅力を活かし、地域の課題を解決するための提案や計画をつくりあげていく経験を積みます。

■地域にアプローチする総合的なカリキュラム
都市計画や公共政策、マーケティングやデータサイエンス、デザインなど、文系・理系を問わず「観光まちづくり」の基礎となる分析技術・表現技術を学びます。地域が抱える諸課題の解決に必要な知識と技術を総合的に学ぶことができるカリキュラムです。

■学びの集大成としての卒業研究
1年次から続く現場重視の演習・実習や多様な専門科目で身に付けた地域の捉え方の集大成として、全員が卒業研究に取り組みます。ゼミを指導する教員と相談し、自らが選んだテーマで３年次後期から卒業までの1年半をかけ、地域の調査・研究成果や地域への提案を論文または計画、制作としてまとめます。

独自の学習システム

■1年次からの演習科目で「観光まちづくり」を実践的に学ぶ
國學院大學観光まちづくり学部では、「地域を見つめ、地域を動かす」をモットーに、地域の現場で学ぶフィールドワークを取り入れた演習科目を1年次から数多く用意しています。また、1年次から少人数制のゼミナールが始まり、2年次前期の「基礎ゼミナールB」からはフィールドワーク先が日本全国へと広がります。段階に応じた課題解決型学修によって、地域へ「提案」を行う能力を身に付けます。