保健衛生学部 放射線技術科学科
病院の放射線科を模した実習施設で、
診療放射線技師としての基礎知識と技術を学ぶ
放射線技術科学科の特長
- 資格について
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■国家試験に完全対応のカリキュラムで、合格を勝ち取る
本学では、教育に力を入れるのは当然のことながら、医療・福祉専門職の国家資格を取得することにも重点を置いています。経験豊富な教員による指導のもと、実践的な授業と医療現場で通用する技術を養う実習を行っており、その都度、国家試験の重点ポイントについて的確にアドバイスを受けることができます。通常の授業以外に国家試験対策講義、集中講義、模擬試験等を実施。また、模擬試験の成績が合格に満たない学生に対しては、補習、個別指導を行う等、一人ひとりへのきめ細やかな指導で国家試験合格を徹底的にサポートしていきます。その結果、本学では毎年全国平均を上回る、国家試験の合格率を誇っています。
●チーム医療の一員をめざし、実際の医療現場を体験する「臨床実習」
各専門職の資格を取得し、医療現場で活躍するには、大学教育における臨床実習は不可欠なものです。本学は、医療現場を早期から見学・体験し、充実した学内の設備で学んだ上で医療機関での臨床実習に臨みます。実際に患者様と接することで、身につけた知識・技術の理解を深めるとともに、医療スタッフとしての心構え・責任感を養い、目的意識・学習意識の向上も図ります。
●医療画像のスペシャリスト 診療放射線技師とは
診療放射線技師の仕事は、X線を使って受診者のX線写真の撮影を行ったり、超音波やMRIなどを使い人体内の画像を得たりして、診療のお手伝いをします。また、放射線治療装置を操作してがんの治療などの放射線治療も行います。医師が必要とする部位を的確に撮影し、診断に活かします。
人の体を傷つけず、痛みも感じさせずに体内の様子を画像として描くことで病気の早期発見ができれば、治療も短期間で済み、健康・経済面の両方において社会に貢献することができます。もっと見る
- 入試について
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■各種入試制度
【出願方法】
学校推薦型選抜
一般選抜
共通テスト利用入試
【選考内容】
書類審査、学力試験、面接もっと見る
- 学べる内容
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■3つの基礎系統と2つの専門系統を学ぶ
本学科ではまず「医科学系」「理工学系」「放射線科学系」という専門教育への橋渡しとなる3つの学問系統を学びます。その後、それらの知識・技術をベースとして、検査・診断・治療に直結する「放射線技術科学」、放射線を取り扱う専門家として不可欠な知識となる「放射線安全管理学」の専門的な2つの学問系統を段階的に学びます。
診療放射線技師国家試験の受験資格に必要な科目はもちろん、実践的な授業と豊富な実習により、最先端の放射線技術学を学ぶことができます。もっと見る
- 施設・設備
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■病院の放射線科を模した実習施設で、確かな知識・技術を身につける
学内には、各種X線装置、MRI・CT・CRなどの画像診断機器を病院の放射線科と同様のレイアウトで設置しています。また、各種X線撮影時にフィルムを用いず、瞬時にデジタル画像を作成できるフラットパネル装置(FPD)および短時間でより精密な検査ができる最新鋭16列マルチスライスX線CT装置や、被写体の動きの影響を受けにくく撮影ができる1.5テスラMRI装置も導入。学生の実験・実習・卒業研究専用として利用できます。
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- 就職状況
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■2019~2021年度就職先構成比
私立病院 46.2%
国公立病院 19.3%
公的病院 14.8%
大学付属病院 10.2%
予防医学関係 4.5%
診療所・クリニック 3.0%
その他企業 1.3%
公務員(専門職) 0.7%もっと見る
- 主な就職先
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■2019~2021年度卒業生の主な就職先
みゆき会病院、埼玉医科大学病院、聖霊佐倉市民病院、複十字病院、順天堂大学医学部附属病院、アップルコンピュータ、湘南鎌倉総合病院、高岡市民病院、金沢医科大学病院、若狭高浜病院、信州大学医学部附属病院、岐阜健康管理センター、静岡結核予防会、藤田医科大学病院、三重県立総合医療センター、大津赤十字病院、京都工場保健会、大阪警察病院、和歌山県職員 ほか
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放射線技術科学科の概要

- 定員100名
- 修業年数 4年
- 学費161万円 [2023年度実績]
※2024年4月入学者対象のものです。
学べる学問
- ・医学
- ・医用工学
目指せる職業
- ・診療放射線技師
資格
- ・診療放射線技師