研究授業内容紹介
生体材料学(人工骨・関節)

中部大学
生命健康科学部
生命医科学科
社会の高齢化に伴い、骨折や悪性骨腫瘍などが増加しており、チタン製人工骨の役割はますます大きくなっている。研究室では骨-チタン界面で生じる反応を解明し、骨結合能と抗菌性を付与する表面処理を開発。2022年には骨結合を可能にする混酸-加熱処理を適用した下顎骨再建用固定プレートが厚労省から承認され、水中の生体試料の動きを観察できる電頭観察手法を実現した。
食品機能学

中部大学
応用生物学部
食品栄養科学科
これまで脂肪細胞は異なる脂肪の貯蔵場所としか考えられていませんでしたが、健康維持に関わる重要なホルモンを分泌していることがわかりました。しかし脂肪細胞が肥大化すると、その機能が破綻。食品により脂肪細胞の肥大化を防げれば、メタボ予防につながるのです。その機能を持つ食品としてアントシアニンに注目。ここでは、食品成分の生理機能を利用した「病気の予防」を研究します。