医療科学部 作業療法学科
高い専門性と自立性を有し、チーム医療を担う「人生をRe・デザインする」作業療法士を育成します。
作業療法学科の特長
- 学部・学科・コースについて
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■主体的な学びと成長をサポート
多様な価値観や生き方の広がりを見せる現代社会において、自分自身が輝き続けられるように主体性を持って自己研鑽し、成長を続けることは非常に重要になっています。
一年次から学生個別の課題を教員と共有し、主体的な学びと自己の成長につながる手厚いサポート体制を整えています。
■臨床で生かせる問題解決能力を高める多彩な演習科目
知識だけでは患者さんの希望に叶う治療はできません。修得した知識を使って目の前にある問題にどのように対処するのかが大切になります。実習や将来の臨床現場で出会う患者さんに向き合うときに欠かせない、この問題解決能力を高めるための多彩な演習科目を用意しています。もっと見る
- 施設・設備
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■新校舎を竣工
2022年4月の開設に向け、新校舎を建設。リハビリテーションを学ぶうえで必要な最新の設備が備わった実習室をはじめ、他学部・他学科との教育・研究の連携推進や学生間の多面的な交流を育む施設が完成しました。
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- 学べる内容
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■対象者のwell-beingを図る視点で生活の質の向上に社会貢献できる人材を育成
〇日常生活活動の自立支援や福祉用具の活用と応用の仕方を学ぶ「日常生活活動学演習」
日常生活活動の維持・向上の支援に必要な体の使い方や介助の指導方法、福祉用具の活用方法や生活環境の調整について具体的事例を通して身につけます。
〇高齢者の生きづらさを理解し、高齢になっても素敵にしあわせに生きられる支援を学ぶ「老年期作業療法学」
作業療法士は、人生の集大成の時期である老年期を輝かせるために、高齢や認知症になっても最期まで笑顔で、社会の中で暮らし続けることができるようサポートします。視覚教材や体験を通じて、老年期特有の病気や障害を理解し、個別性の高い老年期での作業療法の知識と技術を身につけます。
〇こころとからだの状態を理解し、こころの病気を抱える人が再び[私らしく]生活するための支援を学ぶ「精神障害作業療法学演習」
自己の特性を発見し、今までの経験や自分の強みを治療に生かすことができるのが精神障害の作業療法です。心理検査などを使って患者さんのこころを理解し、病気によって失われたその人らしい生活や作業を再建する知識や技術を、演習で身につけます。
〇外観から分からない高次脳機能障害の作業療法支援を学ぶ「高次脳機能障害作業療法学演習」
脳機能の低下によって生じる記憶、注意、思考力低下などの評価方法について、検査を用いて実践的に学び、作業療法による自立支援の方法を具体的に検討し、応用力を身につけます。
〇作業療法の強みである作業活動による介護予防・認知症予防を学ぶ「予防的作業療法学」
地域で暮らす高齢者の作業活動と心理社会面や健康との関連を学び、健康寿命延伸につながる介護予防・認知症予防について作業療法独特の作業活動に着目した支援を身につけます。もっと見る
- 卒業後、就職について
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■活躍が期待されるフィールド
病院(大学病院・一般病院)、診療所、リハビリテーションセンター、介護保健関連施設(介護老人保健施設・介護老人福祉施設等)、療育センター、公的機関(官公庁・保健所等)、教育研究機関・海外青年協力隊 など
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作業療法学科の概要
- 定員30名
- 修業年数 4年
- 昼夜昼
- 募集女子のみ
- 学費163万7920円
※2024年4月入学者対象のものです。
学べる学問
- ・リハビリテーション学
目指せる職業
- ・作業療法士
資格
- ・作業療法士