兵庫県 篠山産業高校 | 被災地の保育園児に手作りエプロン お礼のメッセージ届く | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
高校生達の活躍を、ぜひご覧ください。

被災地の保育園児に手作りエプロン お礼のメッセージ届く

兵庫県 篠山産業高校 生活科のみなさん

>この学校を詳しく知ろう

兵庫県中東部に位置する篠山市に、2013年に創立80周年を迎える県立篠山産業高校がある。同校の生徒は、その伝統として地域との交流や貢献活動に熱心に取り組んでいる。東日本大震災の被災地支援にも積極的で、募金活動の他、3回にわたる被災現地でのボランティア活動、合計3400枚もの雑巾を宮城県立気仙沼高校や石巻市、塩竈市などに送っている。

今年3月には、同校生活科の生徒がエプロン・三角巾・巾着袋、かるた、および千羽鶴を製作し、宮城県南三陸町の伊里前保育所をはじめ五つの保育所(園)に贈った。

同科では被災地のためにできることをしようと、学校設定科目「福祉環境」の時間を使い、地元の織物でエプロン、三角巾を試作。11月、南三陸町での災害支援ボランティア活動に同科の生徒が参加した際、伊里前保育所を訪問し、試作品を手渡した。その後、約3ヶ月かけてエプロン、三角巾、巾着袋53セットを制作し、送付した。エプロンには、兵庫県のマスコット「はばタン」の刺しゅうをあしらい、同保育所の園児たちに笑顔で暮らして欲しいとの願いを込めた。完成品には「いっぱいお手伝いしてね」「復興を願っています」などと記したメッセージカードを同封した。

また、同保育所を含む5ヶ所の保育所には、生徒が手作りした食育かるたと生活かるたを3セットずつと千羽鶴をプレゼントした。

後日、エプロンを贈られた伊里前保育所から「丁寧に作っていただき、ありがとうございました。大事に使わせていただきます」とのお礼のメッセージが届いた。

今回の活動に参加した生徒は「今も大変な環境だと思うけれど、はばタンのエプロンを着けて料理を作ったり、元気に遊んでほしい」「これからも支援活動を続けていきたい」と話していた。

(2012年5月掲載)

あなたのまわりの素晴らしき高校生・善きことをした高校生をご紹介ください。
掲載につきましては、小社にて検討させて頂くことがあります。
メールに氏名(団体名)、都道府県、高等学校名、学年、あなたのお名前、お電話番号、住所、情報源、記事内容をご明記の上、「日本の学校」編集部へお送りください。
この内容についてのお問い合わせ・ご感想はこちらまで( webadmin@js-corp.co.jp )

高校オススメコンテンツ
私立高校のパンフレット取り寄せ 入試過去問題
塾情報
JS日本の塾
気になる学校を調べよう
高校情報
お役立ち記事
私の幼少期~両親の教え~

株式会社JSコーポレーション 代表取締役社長 米田英一