栃木県 栃木工業高校 | 思いやりの心で改良 教育用「こどもパソコン」商品化へ | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

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思いやりの心で改良 教育用「こどもパソコン」商品化へ

栃木県 栃木工業高校 情報技術科3年生のみなさん

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栃木県立栃木工業高等学校の生徒たちは、日頃の学びを生かした多彩な地域と連携した奉仕活動を行っている。その基礎となっているのが「思いやりの心」。情報技術科の生徒たちはその基礎を大切にしながら商品開発を進めているのが、小・中学生の教育用パソコン「こどもパソコン」だ。

手のひらサイズのパソコンで、BASIC言語を用いたプログラミングなどが学べる。

情報技術科では、昨年から3年生が課題研究で市販の「こどもパソコン」を児童がより使いやすく、より簡単に操作できるよう、外部機器との接続や保存機能を充実させるなど、独自の改良を施すべく取り組んできた。そして改良したパソコンを用いて「サイエンススクール」を開講し、児童たちに実際に「こどもパソコン」の製作とプログラミングを体験してもらった。

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今年になり文部科学省が、2020年から小学校でコンピュータのプログラミング教育必修化の方針を発表。情報技術科ではこれを受けて、教育現場で活用してもらうべく、昨年度のサイエンススクールで得たデータや反省を活かしながら、今年の3年生がさらなる改良を進めた。

「回路を見て不具合を直すのが大変だった」という生徒たちだが、7月には試作品30セットをつくりあげた。9月からは市内の小学校の5、6年生を対象にした「コンピュータ・プログラミング出前授業」を開講。児童たちに実際に使ってもらうことで、より完成度の高い「こどもパソコン」を開発し、一般商品化を行う考えだ。
(2016年10月掲載)

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