福島県 会津農林高校 | グローバルGAP取得 会津産農産物の認知度向上と販路拡大へ | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

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グローバルGAP取得 会津産農産物の認知度向上と販路拡大へ

福島県 会津農林高校 農業園芸科水田専攻班・野菜専攻班、農業部のみなさん

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福島県立会津農林高等学校は、2018年12月、農産物の安全性を示す国際認証規格「グローバルGAP」を取得した。

今回認証を受けた農産物は、会津伝統野菜「会津小菊かぼちゃ」とコメ2品目(「コシヒカリ」と「ひとめぼれ」)で、挑戦したのは農業園芸科水田専攻班と野菜専攻班、農業部でつくる「GGAP TEAM」の26人。

2020年東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会は、GAPなどの認証を取得した食材を優先的に活用することとしている。 生徒たちは、「GAPで安全性のお墨付きを得た会津の農産物を世界に発信する大きなチャンス」と捉えており、会津伝統野菜のブランド化を目指す野菜専攻班の生徒は、東京五輪の食材提供を実現したいと話す。そして、会津産農産物の認知度向上と、国内で消費が低迷するコメの需要を促進する多角的・戦略的な販路拡大策を考え、広く福島の農業の未来につなげて行ければと、力を込める。

福島県 会津農林高校 農業園芸科水田専攻班・野菜専攻班、農業部のみなさん2 福島県 会津農林高校 農業園芸科水田専攻班・野菜専攻班、農業部のみなさん3

生徒たちは昨年11月、県立高校では初めてグローバルGAPの公開審査を受けた。認証を得るには200以上の審査項目をクリアする必要があり、また経費もかかるため取得に二の足を踏む生産者や団体も多い。そこで、GAP取得に意欲的に取り組む高校生の姿を広くアピールすることで、「高校生が出来るなら自分たちも」と考える農業団体や法人が増えてくれればうれしい、と話していた。
(2019年1月掲載)

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