三重県 明野高校 | 県の新ブランド米「結びの神」 栽培から販売、全国発信へ | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

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県の新ブランド米「結びの神」 栽培から販売、全国発信へ

三重県 明野高校 生産科学科作物専攻の3年生のみなさん

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創立以来140年の歴史を誇る「農業」「家庭」「福祉」の専門校、三重県立明野高校。生徒たちは伝統として、それぞれの専門課程での学びの成果を地域への貢献活動に生かしている。

今年9月には、生産科学科作物専攻の3年生7人が、今年度から学校農園で作付けを始めた三重県のブランド米「結びの神」の販売をスタートさせると共に、全国発信に努める。

「結びの神」は、三重県が高温障害に強く美味しいお米をコンセプトに開発した新ブランド米で、大きくしっかりした米粒でふっくらと炊きあがる。もっちりした食感で、噛みしめるほどに味わいが広がるのが特徴という。おいしさの指標となるタンパク質含有量や「みえの安心食材」認定など、厳しい基準をクリアした米のみが「結びの神」として認められ、販売が許可される。

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同校では昨年までコシヒカリを生産してきたが、今年から三重の新ブランド米「結びの神」を県内外にアピールしようと栽培を始めた。7人の生徒たちは、農産物の安全性などの証明となる国際規格GLOBAL.GAPや「結びの神」の栽培手順に則り、種まきから日々の管理、収穫、調整作業を進めた。そして8月、約4トンの新米を収穫し、全ての基準を満たし、販売に至ることができた。

「全国に三重のブランド米を発信したい」という生徒たちは、来年の東京オリンピック・パラリンピックの選手村への「結びの神」の供給を目指していくと話していた。
(2019年10月掲載)

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