山口県 萩高校 | 萩の地酒需要拡大へ考案 ノンアル甘酒の利益全額寄付 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

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萩の地酒需要拡大へ考案 ノンアル甘酒の利益全額寄付

山口県 萩高校 人文社会科学科2年生のみなさん

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山口県立萩高等学校の人文社会科学科の生徒が「萩を元気にしたい」と、地元萩市の酒造場と共同開発し、販売したノンアルコール甘酒の利益全額15万円を、萩市に寄付した。

甘酒を考案したのは同科の2年生5人。探究活動「アクティブ・リサーチ」の取り組みとして、萩市の地酒の国内需要拡大につなげるため、お酒を飲めない人にも身近な商品にしようと、未成年でも飲めるノンアルコールの甘酒を考案。地元の酒造場(澄川酒造場)に協力を依頼した。

昨年12月、甘酒作りがスタート。生徒たちは同社従業員の指導で、蒸した酒米に種麹を振りかけて手でもむ「床もみ」や「仕込み」などを体験し、10日間で300ml入り瓶約1000本の甘酒を製造。ラベルデザインも自分たちで考えた。

山口県 萩高校 人文社会科学科2年生のみなさん2 山口県 萩高校 人文社会科学科2年生のみなさん3

同校生徒へのアンケートを基に、萩高生がよく立ち寄る上位4店舗と松陰神社での販売を決め、12月末から販売を開始。生徒たちも売り場に立ち「上品な甘さで飲みやすい甘酒ですよ」と参拝者や来店客に呼びかけ、全店舗で完売した。

1月20日、5人の生徒は同社社長と萩市役所を訪問。「地域活性化のために役立てて」と、市長に15万円を手渡した。

生徒たちの萩への熱い思いがこもった寄付に、市長は感謝の言葉を述べると共に、地域と一緒に達成した今回の活動に「人生において貴重な経験になるはず」と励ました。
(2021年3月掲載)

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