北海道 札幌国際情報高校 | SDGsへの貢献テーマに アレルギー配慮と食品ロス活用のベーグルサンド開発 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

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SDGsへの貢献テーマに アレルギー配慮と食品ロス活用のベーグルサンド開発

北海道 札幌国際情報高校 グローバルビジネス科の2人の3年生

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「SDGs未来都市」のひとつ北海道札幌市の高校生が、たまご、小麦などアレルギー主要7品目を使わないグルテンフリーの米粉ベーグルサンドのセットメニューを開発した。

北海道札幌国際情報高等学校グローバルビジネス科の2人の3年生で、授業の一環で食品ロスやアレルギー配慮、SDGsへの貢献をテーマに、新しい商品を作ろうと企画。市内のパン屋喫茶店店主の協力を得てメニュー作りに挑戦した。

7月から3ヶ月かけて完成したメニューは、鶏ハムと野菜を挟んだ米粉ベーグルサンドイッチに、リンゴ、バナナ、ブルーベリー、小松菜、豆乳を使ったスムージーとサラダの3点セット。難しかったのは米ととうもろこし、おからを使ったベーグルの配合だった。2人は店主と一緒に配合を考え、アドバイスを受けながら何度も試作と試食を重ねた。店主によると今までで一番苦労したメニューといい、高校生の諦めない気持ちや行動力に引っ張られて完成することができたと話す。

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また生徒たちは、食品ロスを活用しようと農家に協力を依頼し、市場に出回らない規格外の野菜や米を調達。実際に農家を訪問し、現場で作業しながらロスが出るとは何かを体感した。

「えん」と名付けられ、10月10日の1日限定で販売された。多くの客からベーグルは、とてももちもちしていて鶏ハムと野菜の相性もよく、美味しい。スムージーも甘味料を使っていないため、素材本来の甘みが味わえると好評で、生徒たちも笑顔に。今後も社会に貢献できる活動をしていきたいと話していた。

今回の売り上げの一部は、ラオスとタイへの教材支援の募金に使われる予定だ。
(2022年11月掲載)

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