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善きことをした高校生達
世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
高校生達の活躍を、ぜひご覧ください。
地域の声に応えて 人と社会に役に立つこと、みんなで
広島県 美鈴が丘高校 あすなろ会のみなさん
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広島市立美鈴が丘高等学校の生徒たちは、校訓「進取・友愛・節度」を指針として、日々の学習や部活動だけでなく、ボランティア活動にも積極的だ。中でも「あすなろ会」は、ボランティアを主体に部活動を展開。今年6月には、美鈴が丘公民館で高齢者や子どもたちが参加するコミュニケーション麻雀を実施。部員たちは、大きめの麻雀牌に、動物や食べ物など誰でも分かる可愛らしい絵柄を描き手作りした。また、初心者でもチャレンジできるよう、ルールも簡略化。参加者たちは世代を超えた交流を楽しんでいた。
6月には広島フラワーフェスティバルでユニセフ(国連児童基金)の活動に参加し、道行く人にウクライナを始めとする世界の子どもたちの現状を訴えた。
メンバーの活動は幅広く、ベルマーク・書き損じ葉書回収など。常時活動しているのは「ペットボトルキャップ回収」860個でワクチン一人分となり、校内3か所に回収ボックスを設けている。美鈴が丘公民館での「子ども食堂ボランティア」では、1階と2階を上がり下がりするスタッフの負担を軽減しようと配膳活動を手伝っている。また、毎年、美鈴が丘小学校の新1年生全員に、色とりどりの給食マットを作り、手作りのメッセージカードを添えて贈っている。
8月には公民館、小学生のオープンスペース「わわわの広場」において、小学生が夏休みの課題に取り組むことを支援したり、コミュニケーション麻雀などのレクをしたりして小学生や地域の方々と親睦を深める予定だ。
美鈴が丘地区の高齢者の見守り活動の一環である「まごころ弁当」の調理・配達活動など様々な活動を行うメンバーは「自ら進んで人のために力を発揮する」。ボランティア活動は、1人では難しいことも、同じ目的を持った人が集まり実践することで達成感や、自分の可能性を見出すことできるとその意義を強調。活動によって、地域の人の温かさにも気付いた。今後も地域の声に耳を傾け、困ったことがあれば手助けしていきたいと話していた。
(2023年7月掲載)
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