金融ディーラーになるには
瞬時に大きなお金を動かす金融のエキスパート
金融ディーラーとは、顧客の依頼によって預かった株や債権を売買し、差益を生み出すことが仕事です。例えば1株1,000円の株式を購入し、1,200円に上がった時に販売すれば200円の利益となります。金融ディーラーは、こうした売買(ディーリング)を大規模に展開することで大きな利益を生み出し、顧客に還元する金融のエキスパートです。外国為替市場で円やドルなどの通貨を売買する「外国為替ディーラー」や債券の売買を行う「債券ディーラー」、外貨を貸借する中で差益を追求する「マネーディーラー」など、何を扱うかによって細分化されます。
刻々と変わる相場の動きを見ながら、瞬時の判断で数億ものお金を動かす仕事は、手応えも大きい反面、わずかなミスで大きな損失を出すこともあるため、精神的なタフさも必要です。政治や社会の動き、国際情勢の変化が相場に大きな影響を与えるため、日頃から幅広い視野で情報の収集に努めたいものです。
活躍の場は銀行、証券会社、保険会社などで経験を重ねて自分の相場観を養い、個人ディーラーとして独立する人もいます。
パンフをもらうと更に詳細な情報を確認できるので、職業研究の参考にしてください。
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