小学校教諭の資格を取るには

　小学校教諭は、1年生から6年生までの児童に、国語や算数などの各教科を教えるだけでなく、ホームルームや給食、掃除や登下校といった学校生活全般について指導します。他にも遠足や運動会といった学校行事やPTAへの参加、家庭訪問、教員同士の勉強会や研究活動なども大切な仕事です。

　小学校教諭になるには、小学校教員免許状を取得し、その後採用試験に合格しなければなりません。免許状の授与を受けるための教員養成は、大学等で行われており、免許状を取得するもっとも一般的な方法です。具体的には、大学等において学士の学位等の基礎資格を得るとともに、文部科学大臣が認定した課程において所定の教科及び教職に関する科目の単位を修得することが必要です。また、小学校教員資格認定試験に合格し、都道府県教育委員会に申請することで、小学校教諭の二種免許状が授与されます。

※教育職員免許法改正により、2019年4月1日から新教職課程が開始されました。小学校教諭免許状（専修・一種・二種）の教職課程を設置する学校は再認定を受け、新たに認定および変更となった学校もございます。学校の資料を請求して確認してみよう。