SDGsに取り組む大学／関東

自然光で照明の点灯を減らし消費エネルギーを抑える

私たちの研究しているライトシェルフ型ブラインドは、自然光を天井に反射させて部屋の奥まで光を入れる仕組みで、昼間のうちは人工照明を点灯せずに済むほど部屋の明るさを確保します。部屋に入る時、つい照明を点けるという習慣を減らすことによるSDGsの実現を目指しています。（建築学部生活環境デザインコース 伊藤大輔准教授）

企業・自治体と協力してサーキュラーファッションショーを開催

衣服の大量破棄に疑問を持つ学生を中心に開催した古着ファッションショーがきっかけとなり､｢限りある資源を有効活用する社会を目指すサーキュラーエコノミーの考えを取り入れたファッションショー｣の企画運営を､学内のサスティナビリティ推進センターとSDGsの達成に取り組む学生団体｢Petite Arche｣を中心に､自治体､企業と連携して行っています。

プラズマと燃料電池を使った水で水をきれいにする技術

「実工学教育」を掲げる日本工業大学は、持続可能な社会の実現のため、SDGsターゲット達成に向けた取り組みを展開しています。機械工学科の桑原研究室では、水で水をきれいにする研究を進めています。省エネで環境汚染物質が出ないので、一般家庭の他、宇宙開発やインフラが整備されていない地域でも利用できます。どこにでもきれいな水を！

他大・企業と「SDGsすごろく」を共同制作

株式会社イシドからの依頼を受けて、子どもたちが遊びながらSDGsの17の目標について楽しく学べる「いしど式SDGsすごろく」を東邦大の学生と共同制作しました。すごろく内のクイズのヒントにマンガを制作するなど、学生の柔軟なアイデアで、子どもたちへの興味・関心の幅を広げる教育のきっかけを提供することになりました。

CUC100ワインプロジェクト

創立100周年に向けて大学オリジナルワインを作る全学部有志のプロジェクト。農業の未来やエネルギー資源について考えるきっかけや、地域住民との交流の場を創ることを目的としています。ぶどうの栽培では、学内食堂から出た生ごみを堆肥として再利用。また、ソーラーシェアリング設備で発電した電力を学内で消費するなど環境にも配慮しています。

日本で5番目のフェアトレード大学に認定されました

2023年、本学は日本で5番目となる「フェアトレード大学」として認定されました。これまで、学生がフェアトレードの啓蒙活動をするCUCエシカル学生クラブによるイベントや展示を通じて学内での浸透を図ってきました。フェアトレードを正しく理解し、その推進のための積極的な行動で、持続可能な社会を実現するための実践的な学びを提供します。

ドレッシング開発…無印良品「つながる市」で販売

人間社会学部の勅使河原隆行ゼミナールは、地域活性化に貢献したいとの思いから開発した複数の商品を、無印良品イオン市川妙典で開催された「つながる市」で販売しました。勅使河原隆行ゼミナールでは2016年に本格的なゼミ活動を開始してから、東日本大震災の復興支援・食品ロス・新型コロナウイルス感染症などの社会課題の解決に取り組んでいます。