先進工学部 応用物理学科
物理と工学を融合した実践的な研究開発能力を持つ技術者を育成。
応用物理学科の特長
- カリキュラム
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■1~2(前期)年次:物理学の道具としての数学をじっくりと学ぶ
世の中の事象の原理を表す物理学において、道具となるのが数学です。1年次では数学を徹底的に身につけることを重視します。また幅広い自然科学を学ぶと同時に、物理学がかかわるさまざまな領域を知ることで、工学的に応用していく礎を築きます。
■2(後期)~3年次:物理学に関する高度な知識を養い応用への興味を広げる
応用物理学は、物理学と工学をつないで新しい技術を生み出すことを考える分野です。2年次後期からは産業界への応用を念頭に置きながら、応用物理学に関する4つの領域の基礎知識を学修し、工学の基礎も修得します。3年次からはさらに物理学についての深い教養を身につけます。
■4年次:最先端の研究に挑み卒業論文を完成させる
1年間をかけて卒業研究に取り組みます。テーマに応じて分野の垣根を越えてさまざまな知識を融合させ、柔軟な発想で課題解決の方法を探ります。また研究を通して、物理学を応用できるエンジニアとして社会に出ていくための基本的な能力を培うことができます。もっと見る
- 独自の学習システム
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■学びの理解度を高めるクォーター制を導入
1年を4回に分けるクォーター制は、学修サイクルが短いため、講義ごとの理解度を高めることができます。また海外大学のアカデミックカレンダーに柔軟に対応することができ、グローバル化の進展と学生の留学機会の拡大が期待されます。
■基礎から応用まで見通したバランスある教育を実践
1年までは学部共通のプログラムを採用し、幅広い領域を学ぶことによって、基礎をしっかり固めます。2年次からは各学科の専門科目に軸足を置きながら、多様な専門分野を横断的に学ぶことができます。
■成長への最短ルート「アクティブラーニング」
学生同士の議論や、自らの体験といった主体的な要素を取り入れることで、学んだ知識が着実に身につくという実証に基づいた教育方法「アクティブラーニング」。1年次より取り入れ、「理論」と「実践」をバランスよく融合し、基本の理解度を高めることによって、より専門性の高い研究につなげ、長期にわたり活躍できるスペシャリストを育んでいます。もっと見る
- 留学制度
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■日本初!「ハイブリッド留学(R)プログラム」
本学オリジナルのこのプログラムは、一定以上の英語力が必須だった従来の参加条件を緩和し、専門科目は渡航した担当教員が日本語で実施。滞在中はホームステイ先や日常生活で生の英語に触れ、語学力を磨くという“ハイブリッドな環境”での留学が特長です。他にも現地提携校の授業料が発生しないため、経済的な負担も軽減。留学への大きな後押しとなっています。先進工学部はアメリカ・ラスベガスで2年次第2クォーターに約8週間滞在します。もっと見る

応用物理学科の概要

- 修業年数 4年
- 募集共学
- 学費175万1160円 [初年度納入金]
※2026年4月入学者対象のものです。
学べる学問
- ・物理学
- ・数学
- ・電子工学
- ・応用理学
資格
■卒業後受験資格取得
設備士(空気調和・衛生工学会)
■所定科目修得で取得
中学校教諭一種免許状(理科)、高等学校教諭一種免許状(理科)、学芸員