工学部 機械工学科
エネルギーと設計について学び、独創的な「ものづくり」に挑む。
機械工学科の特長
- カリキュラム
-
■「機械をつくる」ために必要な技術や学問を、基礎から応用まで幅広く学習
「機械」は乗り物や、携帯電話・家電製品などの身の回りのもの、発電所や生産設備などの大きなもの、半導体やマイクロマシンなどの小さなもの、命をささえる医療機器、航空機・ロケット・人工衛星など多岐にわたり、自分たちの生活は様々な機械によって支えられています。これらの「機械をつくる」技術を学ぶ豊富なカリキュラムを用意しています。
○1年次「物理、数学、さらに機械実習などを通し、ものづくりを学修」
人間社会や地球環境に対する広い視野を養うと同時に、専門的な知識を理解する上で不可欠な、数学、物理学、情報処理を修得します。
○2年次「力学を中心に、機械をつくる基礎技術を学ぶ」
新しい機能や極限までの性能、そして高度な信頼性が要求される機械の設計に必要な、材料、流体、熱に関する力学と、機械要素の運動や組み立て、機械の製作法、そして機械製図を学びます。
○3・4年次「コース・研究室に分かれ自ら選んだ課題を研究する」
3年次からは「エコエネルギーコース」「メカノデザインコース」に分かれて機械技術者としての専門的な学修がスタート。4年次は研究室に配属され、自ら選んだ課題を解決するために1年間を費やして研究します。もっと見る
- 独自の学習システム
-
■柔軟な教育システムで実社会に通用するエンジニアを養成
約130年にわたるエンジニア養成の実績や企業とのつながりにより、社会のニーズを的確に反映した独自の教育システムを構築。理論と実践を相互に繰り返すことで理解を深め、確実に基礎を身につけます。
○アイデアをかたちに!「学生プロジェクト」
“ものづくり”を通し、技術やコミュニケーション力を身につけることを目的とした学生の自主的活動「学生プロジェクト」。鳥人間、ロボコン、ソーラーカーなど学生が学部や学科の垣根を越えてチームを作り、各種コンテストや大会に出場し、他大学のチームと競いながら創造力や技術力を高めています。
○少人数のグループで行う実験・演習で技術者・研究者の基本を身につける
カリキュラムに実験・演習を豊富に取り入れており、課題の解決を図る経験を通じて、現実の工学的現象を正しく認識する観察力や分析力を養います。もっと見る
- 留学制度
-
■日本初!「ハイブリッド留学(R)プログラム」
本学オリジナルのこのプログラムは、一定以上の英語力が必須だった従来の参加条件を緩和し、専門科目は渡航した担当教員が日本語で実施。滞在中はホームステイ先や日常生活で生の英語に触れ、語学力を磨くという“ハイブリッドな環境”での留学が特長です。他にも現地提携校の授業料が発生しないため、経済的な負担も軽減。留学への大きな後押しとなっています。工学部はアメリカ・シアトルで1年次前期に約10週間滞在します。もっと見る
機械工学科の概要
- 修業年数 4年
- 募集共学
- 学費173万1160円 [初年度納入金]
※2025年4月入学者対象のものです。
学べる学問
- ・機械工学
- ・エネルギー工学
- ・材料工学
資格
■卒業後または、卒業後必要年数の実務経験を経て受験資格取得
技術士、建築設備士、設備士、施工管理技士、PE(Professional Engineer)
■所定科目修得で取得
中学校教諭1種免許(技術)、高等学校教諭1種免許(工業)、学芸員
就職について
大学院修士課程、機械・機械部品・自動車・自動車部品・航空機部品・電気電子機器・精密機械・金属製品・建材などメーカー、化学工業関連、運輸サービス、通信サービス業 など