（総合・国内）旅行業務取扱管理者の資格を取るには

【総合旅行業務取扱管理者】
　旅行業務取扱管理者の資格において、国内・海外の両方の旅行業務が取り扱えるのが総合旅行業務取扱管理者です。観光庁が指定する国家資格で、旅行会社の営業所に一人以上管理者を置くよう、法律で定められています。この有資格者がいないと旅行会社（旅行代理店）は開業できません。業務は、ツアーの立案から旅行スケジュールの管理、交通機関から宿泊所の手配など、旅行業務全般の管理・監督を行うものです。
　学生の就職先として旅行会社が上位にランクされることも多いことなどから、人気の高い資格の一つでもあります。受験資格は特になく、4科目の試験が行われます。筆記試験では旅行業法や旅行業約款、旅行実務などが問われ、海外渡航にともなう様々な手続きや主要国の観光に関する情報まで、幅広い知識が求められます。

【国内旅行業務取扱管理者】
　旅行業務取扱管理者の資格において、国内旅行の旅行業務のみ扱える資格です。観光庁が指定する国家資格で、旅行会社の営業所に一人以上管理者を置くよう、法律で定められています。この有資格者がいないと旅行会社（旅行代理店）は開業できません。業務は、国内ツアーの立案から旅行スケジュールの管理、交通機関から宿泊所の手配など、旅行業務全般の管理・監督を行うもので、責任ある仕事です。
　受験資格は特になく、3科目の試験が行われます。筆記試験では旅行業法や旅行業約款、旅行業務などが問われます。