国内旅程管理主任者の資格を取るには

国内旅程管理主任者

※こちらの情報は2022年7月に主催団体HPより収集した内容になります。最新の情報は主催団体HPをご確認ください。

団体旅行の添乗員業務に就くために必要な資格

 旅行会社がツアーを企画して募集した旅行(募集型企画旅行)やオーダーメイド型旅行(受注型企画旅行)に添乗をするためには、次の要件を満たしていなければなりません。観光庁長官の登録を受けた機関が実施する旅程管理研修の修了者(合格者)であること、旅行業法で定めた一定の添乗実務を経験していることです。この条件を満たしている者には「旅程管理業務を行う主任者証」が発行されます。
 旅程管理主任者には、国内のみ添乗可能な国内旅程管理主任者と、国内・海外とも添乗可能な総合旅程管理主任者の2種類があります。職務内容としては、旅行者に対する取引条件の説明や書面の交付、旅行に関する苦情の処理などの旅行取引に関し管理・監督する職務に加え、その知識・能力を活用し、旅行に関する計画の作成から、計画通りに旅行が円滑に実施できるように行程管理や代替手配などの実施という旅程管理に至るまで、総合的に旅行業務の取扱いに関して管理・監督します。
 添乗を専門職とするプロフェッショナルな添乗員を目指す方々だけでなく、旅行会社の社員の方々にとっても多様化する旅行者のニーズに的確に対応できる良質で高度な添乗実務を修得するのに最も相応しい内容です。

活躍の場

旅行会社、添乗員派遣会社
受験情報
受験資格 【受講資格】
・18歳以上の方
・添乗員派遣会社へ登録している方
・基礎添乗業務研修を受講・修了している方
・現に旅行業(旅行会社等)に従事されている方
受験科目 【講義科目】
「旅行業法・約款」、「国内添乗実務」
受験料 【受講料】
26,000円 (基礎教本代を含む)
申込方法 インターネットまたは郵送(申込みは会社単位での手続きになります)
試験方法・取得方法 資格取得には、旅程管理研修を受講した後に添乗実務を経験する必要があります。対象となる実務経験は、旅程管理研修修了日の前後1年以内に1回以上、または、旅程管理研修修了日から3年以内に2回以上実施されたものに限ります。
【添乗実務を経験する方法】
・実際のツアーに補助添乗員として同行すること
・手配旅行に添乗員として同行すること
・登録会社の研修ツアーに参加して研修を受けること
上記のいずれかの方法で添乗実務を経験できますが、いずれの場合も有資格者である添乗員講師の下で指導を受けることが必要です。
問い合わせ
国内旅程管理主任者
(公的資格)
一般社団法人 日本添乗サービス協会
東京都港区芝1-10-11 コスモ金杉橋ビル6階
03-6435-1508
http://www.tcsa.or.jp/

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株式会社JSコーポレーション 代表取締役社長 米田英一