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  • 高校生が好きな歴史上の人物
    「伊能忠敬」に学ぼう!

    ライフ

    2022.05.30

    高校生のみなさんに「好きな歴史上の人物」を聞いたところ、「伊能忠敬」が女子5位にランクイン!

    「伊能忠敬」は、初めて日本地図を完成させた人ということは知ってるけど、その人物像についてはあまり知らないという方もいるはず。

    そこで、高校生に聞いた「伊能忠敬」を好きな理由や、すごいところ、学びたいところをご紹介!みなさんに、何か学びがあれば嬉しいです★

    「伊能忠敬」を好きな理由

    ・高齢にもかかわらず、自分の足で歩いて日本地図を作ったそのやる気と才能(高2・千葉県・女子)
    ・他人から無理だと言われても自分を信じてやり遂げたから(高3・千葉県・女子)

    好きな理由には、「やる気と才能」「自分を信じてやり遂げた」など挙がり、日本地図の完成に対する強い意志や、長年にわたり日本全国を実測した継続力に、敬意を抱いている様子が窺えました。

    「伊能忠敬」のすごいところ

    1762年
    婿養子として伊能家に迎え入れられる

    17歳で、伊能家に婿養子として迎え入れられた伊能忠敬。伊能家は、酒造業を手がける商家で、名主(なぬし)という町村の長でもありました。そこで、伊能忠敬は、経営者、名主として、力を発揮したといわれています。

    経営者としては、本業の酒造業に加えて、米など穀物の取引、不動産、問屋の経営、金融業など、新しい事業も展開。多角的な経営により、停滞していた伊能家に繁栄をもたらし、資産を大きく増やしました。

    また、名主としては、利根川の洪水対策として、堤防を修築。天明の大飢饉では、困窮する人々に米を分け与えて救済し、人々に尊敬され、頼られる存在となりました。

    1800年
    第一次測量として、蝦夷地に向かう

    伊能忠敬は、49歳で長男に家督をゆずり隠居。書物などで独学で学んでいた天文学を本格的に学ぶため、50歳で江戸に旅立ち、天文学者・高橋至時(よしとき)に弟子入り。天文学に熱心に打ち込みました。

    学びを進めるうちに「地球の大きさを知りたい」と、好奇心に駆られた伊能忠敬。「地球1周の距離は、緯度1度分の距離が分かればよい。緯度1度分は、遠く離れた地点の距離と、緯度差を比較すればよい」と、蝦夷地(今の北海道)を目ざすことになります。

    蝦夷地に行く名目として、幕府が求める正確な地図を作ると訴えて許可を得て、測量隊として蝦夷地に向かいました。昼は歩いて測量し、夜は天体観測する日々。180日で第一次測量を終え、地図を幕府に提出。これが、日本地図作成の一歩となったのです。

    1821年
    日本地図「大日本沿海輿地全図」完成!

    第一次測量で作成した地図は、幕府に高く評価され、第二次測量を命じられます。以降、測量は何度も実施され、北海道から九州、島や江戸市中に及び合計10回、17年を要します。老いた伊能忠敬には、測量の旅は過酷なものだったでしょう。

    1818年、日本地図完成を目前に、伊能忠敬は73歳で亡くなってしまいます。しかし、志を継ぐ門人たちによって地図作りが継続され、3年後の1821年に完成。日本で初めて、実測による日本地図完成となりました。

    完成した地図「大日本沿海輿地全図(だいにほんえんかいよちぜんず)」は精度が高く、昭和の初めまで長く使用されます。歩いた距離は地球1周と同じ4万kmといわれ、日本地図作成に費やされた労力の大きさを窺い知ることができます。

    「伊能忠敬」から学びたいところ

    限界を決めずにチャレンジする

    経営者、名主として活躍した伊能忠敬は、隠居後、50歳から高橋至時に師事し、55歳で蝦夷地測量を皮切りに全国を測量。73歳で亡くなるまで、地図作りに邁進する人生を生き抜きました。

    織田信長は「人生50年」と言いましたが、江戸時代の50歳からのチャレンジを無理とせず、実行した伊能忠敬に勇気づけられます。現在は人生100年時代といわれますが、自分で限界を決めずにチャレンジし、充実した人生を送りたいですね。

    高校生のみなさんは、やりたいことにチャレンジしていますか?やりたくても一歩が踏み出せないと思うことがあるかもしれません。そんな時は、伊能忠敬を思い出して、思い切ってチャレンジしてみませんか?チャレンジすることで、きっと新しい自分の可能性が発見できますよ!

    「知る」ということは楽しい

    伊能忠敬は、自宅に天体観測の機材までもそろえ、熱心に天文学に打ち込みました。その熱心さから、伊能忠敬は、天体運動の計算を意味する「推歩(すいほ)」を使って、「推歩先生」と呼ばれたそうです。

    伊能忠敬50歳、高橋至時31歳という年齢差にこだわることなく、知りたいという好奇心に身を任せ、熱心に学ぶ姿勢が窺えます。伊能忠敬は、知ること、学ぶことは、楽しいことだと感じていたのです。

    高校生のみなさんは、勉強は任務のように感じていませんか?そんな時は、知ることを楽しんだ伊能忠敬を思い出してみませんか。新しいことを知った時、解けなかった問題が解けた時に「楽しい!」と思うようにすると、だんだん勉強が楽しくなってくるでしょう!

    事を成すために地道なことを継続する

    伊能忠敬の測量では、距離は歩測や縄でできた「間縄(けんなわ)」などで測定し、方向が変われば「梵天(ぼんてん)」という竹ざおを立て、梵天と梵天の間の方角を磁石で測定。また、測定内容は、地図に記録してまとめていきます。

    この測量と記録の繰り返しによって、地球の大きさは1周が39,960km(実際4万kmとほぼ同じ)と導くことができ、やがて日本地図完成という偉業につながりました。偉業の背景には、17年にもおよぶ地道な日々の継続があったのです。

    高校生のみなさんの部活動や勉強など、目標達成には、日々の努力を積み重ねが大切ですね。また、達成したいという思いが、頑張る原動力にもなります。伊能忠敬のように、日々の努力を積み重ねて、目標達成を目ざしていきましょう!

    「伊能忠敬」のオススメマンガ

    伊能忠敬(コミック版世界の伝記)
    著 者:星埜 由尚(監修)、キヤマミチアキ(漫画)
    出版社:ポプラ社

    経営者として成功し、50歳を過ぎてから人生を再スタートさせた伊能忠敬。日本全土を歩き、日本地図作成という偉業を成し遂げたその生涯が、わかりやすく、生き生きと描かれており、頑張ろう!というパワーがもらえる1冊です。

    あとがき

    いかがでしたか?伊能忠敬の人生は、経営者として成功し、日本地図も完成させ、濃密な人生ですね。
    現在、公開中の映画「大河への道」のテーマは、伊能忠敬。主演:中井貴一さん、共演:松山ケンイチさん、北川景子さんが、それぞれ現代と江戸時代の登場人物を一人二役で演じる、笑いあり、涙ありの楽しめる映画。よかったらチェックしてみてくださいね!私も観たいです★


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