生活環境学部 環境デザイン学科
多様な人々の視点から“ものづくり”を追究。
衣服・インテリア・建築分野の資格取得も支援。
環境デザイン学科の特長
- 学べる内容
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アパレル・ファッションコースと空間デザインコースの2コース制。4年間さまざまな「ものづくり」に打ち込みます。ファッションショーや発表会、コンクールなど、作品発表の機会も豊富です。アパレル業界やインテリア業界、住宅・建築業界をめざすことができます。
■デザイン基礎実習 (1年次開講)
デザインを学ぶうえで必要な基礎的技術を習得します。平面デザインの基礎としてデッサンや線画などを、立体デザインの基礎として紙やワイヤーなどを使った作品づくりを体験。それらの実技を通して五感を敏感に働かせ、その感性をデザインで表現する方法を身につけます。
■インクルーシブデザイン
インクルーシブデザインとは、商品などの企画に、これまで少数派として扱われていた人々(リードユーザー)に参加してもらうデザイン手法のことです。健常者では気づかない不自由さ、あるいは文化が違う外国人や子ども連れのお母さんだからこそ抱く疑問など、さまざまな人の視点を商品やサービスの開発、建築やまちづくりに生かしていくことが目的です。多様性が重視される社会に不可欠なインクルーシブデザインの理論と実践を、ものづくりの基本姿勢として身につけていきます。
※インクルーシブ=包括的な
■環境デザイン特別研修・環境デザイン学外研修
春または夏の休暇を利用して、国内外でデザイン研修を行っています。海外研修では、ヨーロッパを中心に、街の歴史とデザインの関係を学びます。2018年度はイタリアで実施し、ミラノでは現地で活躍するファッションデザイナーや建築士の仕事場なども見学。2019年度はイギリス、グラスゴー、オックスフォード、ロンドンなどの都市を訪れ、歴史的建造物や現代建築を見学しました。また、国内では名古屋市緑区にある久野染工場で「有松絞り」の体験実習を行い、伝統技法とともにファッションやインテリアへの応用技術を学びました。もっと見る
- 取得資格
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【2コース共通】
●高等学校教諭1種免許状(家庭) ●中学校教諭1種免許状(家庭) ○色彩検定
【アパレル・ファッションコース】
●衣料管理士2級 ○繊維製品品質管理士(TES) ○ファッションビジネス能力検定 ○販売士
【空間デザインコース】
◎一級建築士 ◎二級建築士 ◎木造建築士 ◎インテリアプランナー ◎商業施設士 ○インテリアコーディネーター ○インテリア設計士2級 ○リビングスタイリスト ○福祉住環境コーディネーター
●取得できる資格 ○取得を応援する資格 ◎受験・申請・基礎資格が得られる資格もっと見る
- 卒業後の進路
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■アパレル業界の企画、デザイン、営業、販売
■テキスタイル業界の企画、設計、営業
■品質検査機関の繊維製品に関する品質検査
■住宅・建設業界の設計、施工、営業、開発や不動産業界
■インテリア業界のインテリア計画、デザイン、コーディネートや店舗設計
■住宅設備・家具・建材業界の企画、営業、販売
■地方自治体の住宅、まちづくり、環境保全分野
■NPOのまちづくり支援・環境教育分野
■大学院、公務員 などもっと見る
- カリキュラム
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■「アパレル・ファッションコース」
多彩な履修モデルに沿って学ぶ・繊維製品品質管理士の取得も支援
1年次にアパレル・ファッションに関する基礎を学んだあと、2年次からいずれかの履修モデルに沿って学習を進めます。衣服の素材や着心地、デザインなどの知識の習得とともに、各種の実験を行い理解を深め、制作実習や商品企画などを通して実践力を養います。必要単位を修得すれば2級衣料管理士の資格を取得でき、さらにアパレル業界で重要視されている繊維製品品質管理士の取得もめざします。
■「空間デザインコース」
建築・インテリア関連の資格に対応した3つの履修モデルに沿って学ぶ
1年次に空間デザインの基礎を学んだあと、2年次から「住居」「建築」「インテリア・商業空間」などの履修モデルに沿って学習を進めます。工学系の知識・技術の習得はもちろん、生活者の視点からも空間づくりを考えます。建築設計やインテリア設計、模型制作など、実践的なスキルが身につく実習も充実しています。コース必修科目を履修すれば二級建築士の受験資格を取得でき、さらに必要単位を修得すれば一級建築士※の受験資格を取得することもできます。
※ただし一級建築士の免許登録には、試験合格とともに卒業後の実務経験(2~4年以上)が必要です。もっと見る

環境デザイン学科の概要

- 定員80名
- 修業年数 4年
- 募集女子のみ
- 学費139万5800円 [初年度納入金(2023年度)]
※2023年4月入学者対象のものです。