消防官の資格を取るには

※こちらの情報は2022年7月に主催団体HPより収集した内容になります。最新の情報は主催団体HPをご確認ください。

火災や災害の他にも活躍する人命救助のプロフェッショナル

 消防官といっても業務は様々です。消防車で現場に駆けつけ行う消火業務、救急車で駆けつける救急業務、災害や事故現場などでの救助業務は一般でもよく知られていますが、状況を把握して無線で指揮・報告する指揮・報告業務、建物の火器設備や電気設備が消防法に適合しているかを審査する消防設備業務、防災イベントなど企画立案する指導・広報業務など他多数あります。中には建築や化学などの専門知識やヘリコプターや舟艇を整備・操縦するような特別な資格が必要なものもあり得意分野や資格を生かせます。また、消防官は男性だけの職業ではなくなり女性消防官の活躍の場も増えてきました。
 消防官になるには、地方公務員消防官採用試験に合格し、採用候補者名簿に記載され、欠員に応じて採用されます。地方ごとに行われるため、募集人数や給与などの条件もそれぞれ変わってきます。採用後は消防学校初任科で学ぶことになります。
 火災からだけではなく、広範囲に人の命を守ったり助けたりできる意義のある仕事です。また、日本国内だけではなく災害のあった地域へ派遣されることもあり、国際的にも活躍できるチャンスがあります。

活躍の場

消防署

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受験情報
受験資格 (東京都の場合)

 【専門系】受験する年の4月1日における年齢が29才未満の人で、学校教育法に基づく大学(短期大学を除く)を卒業している人(受験年度3月卒業見込みの人を含む)または同等の資格を有する人。
 【I類】受験する年の4月1日における年齢が21歳以上29才未満の人。
   受験する年の4月1日における年齢が21歳未満の人で、学校教育法に基づく大学(短期大学を除く)を卒業している人(受験年度3月卒業見込みの人を含む)または同等の資格を有する人。
 【II類】受験する年の4月1日における年齢が19歳以上29才未満の人。
 【III類】受験する年の4月1日における年齢が17歳以上21才未満の人。

※全共通:受験資格は年齢要件のみであり、学歴は問いません。また、次のいずれかに該当する人は受験できません。(1)日本国籍を有しない人 (2)地方公務員法第16条の欠格条項に該当する人
受験科目 (東京都の場合)

 【専門系】
  第1次選考:教養試験、専門試験、論文試験
  第2次選考:身体・体力検査、適性検査、面接考査

 【I・II・III類】
  第1次試験:教養試験、論(作)文試験、適性検査
  第2次試験:身体・体力検査、口述試験
受験料
申込方法 (東京都の場合)
 インターネットまたは郵送、持参
試験方法・取得方法 (東京都の場合)

 【専門系】
  第1次選考:教養試験[筆記試験・五肢択一式]、専門試験[筆記試験・記述式で6問中4問を選択し、解答する]、論文試験[課題式]
  第2次選考:面接考査[個人面接及び集団討論]

 【I・II・III類】
  第1次試験:教養試験[筆記試験・五肢択一式]、論(作)文試験 [課題式]
  第2次試験:口述試験[個人面接]
問い合わせ
消防官採用試験(選考)
(国家資格)
(東京都の場合)東京消防庁 人事部 人事課 採用係
東京都千代田区大手町1-3-5
0120-119-882(採用フリーダイヤル・平日8:30~17:15まで)、03-3212-2111(内線3165~3170)
http://www.tfd.metro.tokyo.jp

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株式会社JSコーポレーション 代表取締役社長 米田英一