通訳ガイドになるには
「言葉と心」で日本の魅力を伝える仕事
「通訳」とひとくちに言っても、仕事内容は実にさまざまですが、通訳ガイドは、世界各国から日本を訪れる外国人観光客を相手に語学力を活かして観光地の案内をし、ホテルや旅館などの宿泊施設への送り迎えから旅のスケジュール管理まで、「ガイド」と「通訳」の2つの役割をひとりでこなさなければなりません。つまり、外国人観光客と一緒に旅をするわけですから、語学ができるということはもちろん、日本の歴史や伝統文化、案内する観光地の地理・交通事情を十分に知っておくことが必要ですし、会話をはずませ、楽しく過ごしてもらうためには、日本や世界で起きている最新のニュースなどについても情報をつかんでおくことが求められます。仕事は、1~2日の短期から1~2週間の長期間になることもあります。また、旅の途中に外国人観光客が病気や事故などにあうことも考えられます。どんなトラブルに対しても、テキパキと対応し、処理することも通訳ガイドの仕事のひとつです。とくに、初めて日本を訪れる外国人観光客にとって、通訳ガイドは何よりも頼りがいのある存在で、その仕事ぶりや人柄によって、日本人に対する印象が決定づけられてしまうといっても過言ではありません。この仕事に就くには、「通訳案内士試験」に合格しなければなりませんが、合格すれば誇りを持ってできる仕事です。まずは、語学系の専門学校などで語学力を身につけましょう。
パンフをもらうと更に詳細な情報を確認できるので、職業研究の参考にしてください。
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