善きことをした高校1年生達 - 日本の学校

善きことをした高校1年生達

世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
高校生達の活躍を、ぜひご覧ください。

最新のニュース
 

力強い書で自転車盗難防止訴え ポスター制作

 

広島県 熊野高校 書道部のみなさん

 

卒業生から新入生へ、制服リレー 使う循環構築目指す

 

沖縄県 八重山高校 家庭クラブのみなさん

 

商工会と連携 新商品開発など庵治石の魅力世界に発信

 

香川県 高松北高校 生徒のみなさん

 

復興の花を咲かせたい 桜の新品種「玉夢桜」開発

 

宮城県 宮城県農業高校 科学部のみなさん

 

文部科学大臣賞受賞 津波で復活の干潟を調査 復興途上の町に元気を

 

宮城県 志津川高校 自然科学部のみなさん

 

震災の教訓を次代につなぐ 語り部の技 釜石で学ぶ

 

宮城県 気仙沼向洋高校 向洋語り部クラブのみなさん

広島県 熊野高校 書道部のみなさん

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広島県 熊野高校 書道部のみなさん1
筆の生産量日本一の「筆の都」広島県熊野町にある県立熊野高校。生徒たちは地域とのつながり、交流を大切にし、種々の活動を実践している。

書道部も熊野町の町政100周年記念事業や筆の日、筆まつりなどのイベントで大書パフォーマンスを披露するなど、町民との交流を深めている。

今年3月には、海田警察署の依頼で、自転車盗難被害防止を訴えるポスター制作に協力。同署から感謝状を贈られた。

活動には部員10人が参加。インパクトある筆文字で書いた「絶対施錠宣言!」をキャッチコピーに、「いつでもかける」「どこでもかける」「短時間でもかける」「できれば2ロック」など、盗難に遭わないための7つのルールを部員たちで書き分けた。

部員たちは「力強いイメージで書けた。自転車に乗る人たちに見てもらい、施錠を心掛けるきっかけにして欲しい」と話す。

海田署管内の2020年の自転車盗難被害は121件あり、前年より19件増加。うち7割は無施錠だった。高止まりする自転車盗難を何とか減らしたいという同署は、今回のポスター効果で盗難の抑止に期待を寄せる。

ポスターはB2、A2、A3の3種で同署管内のJR、広島電鉄バスの施設駐輪場や町内の駐輪場に掲示されており、地域住民からは「力強い字体の中に、施錠の重要性が込められている。気をつけたい」と好評だ。
(2021年4月掲載)

沖縄県 八重山高校 家庭クラブのみなさん

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沖縄県 八重山高校 家庭クラブのみなさん1
国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」の普及活動に取り組む沖縄県立八重山高校の家庭クラブ。身近なテーマでの実践を心がけており、その一つが2019年度から始めた「制服リレー」。卒業する3年生から制服を譲り受け、新入生に無償で提供するもの。制服を循環させる仕組みを構築することで、SDGsの12番目の目標「つくる責任 つかう責任」の「つかう責任」の意識向上を図ることを目指している。

きっかけは、クラブのメンバーたちがスピード生産・大量流通で低価格に抑えたファストファッションの現実を描いたドキュメンタリー映画「ザ・トゥルー・コスト~ファストファッション真の代償」を鑑賞し、服がもたらす環境負荷の大きさを知ったことから。

メンバーは19年度に卒業する3年生に、制服に関するアンケートを実施。15%が廃棄、41%がタンスにしまう予定との回答を得た。

メンバーは、制服のリユース(再利用)を訴えるインスタグラムやポスターを制作し、3年生に制服の提供を呼びかけたところ、19年度は約40着を集めることができた。

今年は3月2日から約3週間、同校の事務所で回収を行い、多くの3年生が協力。25日の新入生オリエンテーションで希望する1年生に先着順で手渡した。メンバーは「卒業した先輩から制服を受け継ぐことで、物のありがたさを感じてもらいたい」と語り、「沖縄で初めて立ち上げた制服リレーの取り組みを、今後も続けていく」と力強く話していた。

(2021年4月掲載)

香川県 高松北高校 生徒のみなさん

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香川県 高松北高校 生徒のみなさん1
香川県立高松北高校の4人の生徒が、同校のある庵治・牟礼地区特産の庵治石(あじいし)の魅力を国内外にPRするべく、様々な取り組みを推進している。

庵治石はキメの細かさ、優美な光沢、独特の色合いなどから御影石のダイヤモンドと言われ、墓石、香炉、ブックエンドなど多彩な商品があり、同校の壁面は庵治石を使ったアート作品となっている。

生徒たちは1年前から庵治石について学習すると共に、「石のまち」として知られる庵治・牟礼地区の活性化に向けた調査を続けてきた。そして、石工職人などの指導を受けながら新商品開発に挑戦し、「瀬戸の世(とき)」と名づけた15センチ角の置き時計を考案。文字盤には庵治石の粉末をまぜて作るガラスをつけるなどの工夫を施した。

こうした成果を踏まえ、今年1月には「Reborn Aji Stones Project」と題し発表した「全国高等学校グローカル探求オンライン発表会」で第2位を。続く「第6回高校生国際シンポジウム」では「庵治石産地に新たなイメージを吹き込むことで始まる地域創生」というテーマで発表。優良賞を受賞するなど、高い評価を得た。

3月末、同校は高松市牟礼庵治商工会と庵治石産業の発展や地域活性化に向け、連携・協力に関する協定書を締結。生徒たちは庵治石を資材とした新商品の開発・販売等に関する提言を行い、さらに「庵治石紹介マイスター制度」の創設などを提案。今後も「庵治石の魅力を世界中の人に知ってもらうため、身近に使える新商品開発などに取り組んでいきたい」と意気込んでいる。
(2021年4月掲載)
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宮城県 宮城県農業高校 科学部のみなさん

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宮城県 宮城県農業高校 科学部のみなさん1
東日本大震災の津波で多大な被害を受けた宮城県農業高校。同校の生徒たちは、まちの復興へ力になろうと様々な活動を進めている。

科学部の部員たちは、津波にあった沿岸部で復興の花を咲かせたいとの思いから、2012年から塩害に強い桜の新品種開発に挑戦。桜の組織培養に詳しい顧問の教諭の指導の元、幾通りもの人工交配を実施。5年後、その中の1本が花を咲かせた。オオシマザクラと塩釜神社の「手弱女(たおやめ)」を交配させたもので、花びらは淡いピンクの半八重咲きで、芳しい香りが特徴。ソメイヨシノより10日ほど遅い4月中下旬に開花する。生徒たちの調査で、塩害に強い、他品種に比べ二酸化炭素の吸収量が多いなど、環境浄化力に優れていることがわかった。

2019年4月、岩沼市玉浦西地区で開かれた花見会で披露すると、住民から玉浦西にちなんだ命名を要望され、生徒たちは、地名と丸みを帯びた花の形から「玉」を、未来に思いをはせようとの願いを込めて「夢」を選び、「玉夢桜(たまゆめざくら)」と名付けた。

2020年8月、「玉夢桜」は公益財団法人「日本花の会」から新品種の認定を受けた。

今年1月、「第6回全国ユース環境活動発表大会全国大会」で同部は「サクラの新品種開発で桜の緑被率を上げる~被災農業高校が立ち向かう震災10年目の挑戦~」と題し発表。最高賞の環境大臣賞を受賞した。この際、環境省から東京の新宿御苑への植樹を提案され、3月、現地での記念植樹が行われた。また同月には玉浦西地区の公園で、苗木4本を植えた。

生徒たちは「玉夢桜を全国に知ってもらい、人を笑顔にしたい」「もっと増やして復興に役立てたい」と話していた。
(2021年4月掲載)
宮城県 宮城県農業高校 科学部のみなさん2宮城県 宮城県農業高校 科学部のみなさん3宮城県 宮城県農業高校 科学部のみなさん4
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宮城県 志津川高校 自然科学部のみなさん1
宮城県南三陸町は、2011年の東日本大震災による津波で多大な被害を受けた。津波は防潮堤を破壊。同町中心部を流れる八幡川河口にかつてあった八幡川河口干潟が復活した。

しかし、そこには再度防潮堤の建設が予定されていたが、住民の運動により干潟は守られることになった。

同校の自然科学部は、地域の自然保護や震災後の復興を目指す町作りの取り組みとして、残されることになった干潟や八幡川の生物調査を、町の自然環境活用センターの協力を得て行ってきた。

初の活動となった17年5・6月の調査では、レッドリスト掲載種12種を含め、78種の生物を発見している。

同部では、まず干潟の地表を探索し、次に底土の掘り返し、見つけた生きものをポリ袋に採集する。続いて採集した生きものの種名を調べ、調査表に記録した後、調査員全員の結果を集計し、発見種数を種多様性の指標とするなど、きめ細かな調査を行っている。

昨年7月の調査ではオニアサリやヒメシラトリなどの絶滅危惧種を含め84種を発見した。

また同部では、防潮堤工事の影響調査や生物の図鑑作りに加え、町の小中学生への出前授業にも取り組み、干潟の保護を次代につなぐ活動にも注力している。

こうした環境エコ活動が高く評価され、「第9回イオンエコワングランプリ」の普及・啓発部門で、文部科学大臣賞を受賞した。

調査で南三陸町の自然の豊かさを感じたという部員たちは「受賞は干潟の保存活動を推進してくれた町の人々への恩返しになったと思う」「私たちの調査活動が復興途上の町の役に立てばうれしい」と話していた。
(2021年3月掲載)
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宮城県 気仙沼向洋高校 向洋語り部クラブのみなさん

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宮城県 気仙沼向洋高校 向洋語り部クラブのみなさん1
宮城県気仙沼向洋高校の旧校舎は、2011年3月に起きた東日本大震災で高さ約12メートルの津波に襲われるなど多大な被害を受けた。19年3月、当時の状態のまま保存され、地震と津波の脅威と教訓を伝えるため、展示施設を併設する「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」として開館した。

20年6月、同校の有志生徒が、震災の経験を語り継ぐ活動をしたいと学校に申し出て「向洋語り部クラブ」を発足した。

生徒たちは、7月に伝承館で事前講習などを受け、8月から同館を訪れた観光客や他県の中学生、高校生などに語り部活動を行ってきた。

「震災を知らない子どもたちもいる。あの時の状況、心情に加えて、過去からの教訓や新たな防災対策、繋がりなど、高校生の視点で語れたら」という生徒たちは、語り部としての知識を深め、技量を高める学習も怠らない。

昨年12月には、岩手県釜石市鵜住居の震災伝承施設「いのちをつなぐ未来館」を訪問。同館の語り部ガイドの指導を受けた。ガイドの方は中学生の時に震災に遭い、津波から逃れた経験があり、その体験を踏まえながら解説。「語り部は防災を伝える手段のひとつ。聞いた人たちが防災を実践してくれるのがいちばん」「わかりやすい伝え方を工夫していってほしい」など、語り部の先輩の言葉を、生徒たちはメモを取るなどして知識を深めた。

続いて、釜石市内の犠牲者の名前と防災市民憲章の「備える、逃げる、戻らない、語り継ぐ」の言葉が刻まれた「祈りのパーク」を見学。「他地域の状況を知ることも大切」という生徒たちは、「語り部活動で使える表現方法や身振り手振りで人に伝える方法などを学ぶことができた。今後の活動に反映させたい」「風化させないために、語り部を続けたい」と力を込めた。
(2021年2月掲載)
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