救急救命士の資格を取るには

※こちらの情報は2022年7月に主催団体HPより収集した内容になります。最新の情報は主催団体HPをご確認ください。

救急医療の最前先に立つスペシャリスト

 救急救命士とは、事故や急病といった現場から救急車が病院に到着するまでの間に、救急救命措置を行うエキスパートです。かつて日本では、救急車内での医療行為は禁じられていましたが、1992年の救急救命士法施行によって誕生しました。
 有資格者は、搬送中の症状の悪化を防ぎ、生命の危険を回避するため、医師の指示の下で救急救命処置を行います。具体的には、応急処置に加えて、乳酸リンゲル液を用いた静脈路確保のための輸液など、呼吸停止や心臓停止の患者への措置を行います。その任務は幅広く、人の生死に直接関わる仕事であるだけに、その 使命は非常に重く、高度な知識が求められる資格です。試験内容は、基礎医学のほかはすべて臨床・救急医学に関するもので、筆記試験が行われます。

活躍の場

消防署、自衛隊、海上保安部など

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受験情報
受験資格 次のいずれかに該当する者
(1)学校教育法の規定により大学に入学することができる者であって、文部科学大臣が指定した学校又は都道府県知事が指定した救急救命士養成所において、2年以上救急救命士として必要な知識及び技能を修得したもの
(2)大学もしくは高等専門学校などにおいて1年(高等専門学校は4年)以上修業し、かつ厚生労働大臣の指定する科目を修めた者であって、文部科学大臣が指定した学校又は都道府県知事が指定した救急救命士養成所において、1年以上救急救命士として必要な知識及び技能を修得したもの
(3)大学において厚生労働大臣の指定する科目を修めて卒業したもの
(4)消防法に規定する救急業務に関する講習で課程を修了し、及び5年(または救急活動を行った時間が2,000時間)以上救急業務に従事したものであって、文部科学大臣が指定した学校又は都道府県知事が指定した救急救命士養成所において、1年以上救急救命士として必要な知識及び技能を修得したもの ほか
受験科目 (1)基礎医学(社会保障・社会福祉、患者搬送を含む)
(2)臨床救急医学総論
(3)臨床救急医学各論(一)(臓器器官別臨床医学をいう)
(4)臨床救急医学各論(ニ)(病態別臨床医学をいう)
(5)臨床救急医学各論(三)(特殊病態別臨床医学をいう)
受験料 30,300円
申込方法 受験に関する書類を、一般財団法人日本救急医療財団へ郵送(書留)、または直接持参
試験方法・取得方法 主催団体へお問合わせください。
問い合わせ
救急救命士
(国家資格)
厚生労働省/一般財団法人日本救急医療財団
東京都文京区湯島3-37-4 HF湯島ビルディング7F
03-3835-0099
http://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/kyukyukyumeishi/

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株式会社JSコーポレーション 代表取締役社長 米田英一