理学療法士の資格を取るには

※こちらの情報は2022年7月に主催団体HPより収集した内容になります。最新の情報は主催団体HPをご確認ください。

運動を主体とした治療でリハビリをサポート

 理学療法士は 、学校教育法第90条第1項の規定により大学に入学できる者で、文部科学大臣指定の学校または都道府県知事指定の養成施設で3年以上の教育を受けて初めて受験が認められるという、リハビリテーション専門家のための国家資格。
 理学療法士は、事故などにより発生した身体機能障害の回復のためのトレーニングだけでなく、脳卒中等による半身不随や新生児の運動能力の発達の遅れ、骨粗鬆症の患者など多様な身体的な障害を持つ人に対して、リハビリテーション医の指示のもと、歩行・車椅子の訓練や、治療体操などの運動療法の他、電気刺激や温熱その他の物理的手段を行うのが仕事です。つまり、病気や事故などで障害を負った方に対して、基本的な動作能力を最大限に回復させる、または発揮できるようにするなどの、医学的リハビリテーションを行うスペシャリストです。

活躍の場

病院、リハビリテーションセンター、保健センター、更生援護施設、介護保健施設、介護福祉施設

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受験情報
受験資格 次のいずれかに該当する者
(1)学校教育法第90条第1項の規定により大学に入学することができる者で、文部科学大臣が指定した学校又は都道府県知事が指定した理学療法士養成施設において、3年以上理学療法士として必要な知識及び技能を修得したもの
(2)外国の理学療法に関する学校若しくは養成施設を卒業し、又は外国で理学療法士の免許に相当する免許を得た者で、厚生労働大臣が(1)に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認定したもの
(3)法の施行の際現に文部大臣又は厚生大臣が指定した学校又は施設において、理学療法士となるのに必要な知識及び技能を修業中の者であって、法施行後に当該学校又は施設を卒業した者
受験科目 (1)筆記試験(一般問題):解剖学、生理学、運動学、病理学概論、臨床心理学、リハビリテーション医学(リハビリテーション概論を含む)、臨床医学大要(人間発達学を含む)及び理学療法
(2)筆記試験(実地問題):運動学、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要(人間発達学を含む)及び理学療法
(3)口述試験及び実技試験:重度視力障害者に対して、実地問題に代えて次の科目について行う。運動学、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要(人間発達学を含む)及び理学療法
受験料 10,100円
申込方法 受験に関する書類を理学療法士国家試験運営本部事務所へ郵送、または試験地を管轄する理学療法士国家試験運営臨時事務所へ持参
試験方法・取得方法 筆記試験/口述試験及び実技試験
問い合わせ
理学療法士
(国家資格)
厚生労働省医政局医事課試験免許室
東京都千代田区霞が関1-2-2
03-5253-1111
http://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/rigakuryouhoushi/

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株式会社JSコーポレーション 代表取締役社長 米田英一