社会福祉士の資格を取るには

※こちらの情報は2022年7月に主催団体HPより収集した内容になります。最新の情報は主催団体HPをご確認ください。

高齢化社会の中心的役割を担う社会福祉の専門家

 社会福祉士とは、心身の障がいや社会環境上の理由で日常生活に支障がある人に対し、専門的知識や技能をもって福祉に関する相談に応じ、助言や援助を行う人のための国家資格です。主に高齢者福祉を活動領域とする位置付けでしたが、現在では、保健医療分野における医療ソーシャルワーカーの基礎資格としても認知されてきており、将来的には保健、医療、福祉の分野だけではなく教育、産業、司法分野においての活躍も期待される国家資格として発展していくと思われます。

 試験は1年に1回で、(1)4年制大学において社会福祉に関する指定科目を修めて卒業、(2)3年制短大や専門学校で指定科目を修めて卒業後、指定施設で実務1年(2年制短大卒業者は実務2年)、(3)大学などを卒業した者で、社会福祉士一般養成施設などで1年以上必要な知識、技能を修得など、学歴・経験により異なります。

活躍の場

社会福祉施設、福祉事業所などの公的機関、社会福祉協議会、社会福祉事業団、医療機関
受験情報
受験資格 次のいずれかを満たす方
(1)4年制大学で指定科目を修めて卒業した方(受験年の3月31日までに卒業見込み含む)
(2)2年制(又は3年制)短期大学等で指定科目を修めて卒業し、指定施設において2年以上(又は1年以上)相談援助の業務に従事した方(受験年の3月31日までに従事する見込み含む)
(3)社会福祉士短期養成施設(6月以上)を卒業(修了)した方(受験年の3月31日までに卒業(修了)見込み含む)
(4)社会福祉士一般養成施設(1年以上)を卒業(修了)した方(受験年の3月31日までに卒業(修了)見込み含む)
受験科目 人体の構造と機能及び疾病、心理学理論と心理的支援、 社会理論と社会システム、現代社会と福祉、地域福祉の理論と方法、 福祉行財政と福祉計画、社会保障、低所得者に対する支援と生活保護制度、 保健医療サービス、権利擁護と成年後見制度、社会調査の基礎、 相談援助の基盤と専門職、相談援助の理論と方法、福祉サービスの組織と経営、 高齢者に対する支援と介護保険制度、 障害者に対する支援と障害者自立支援制度、 児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度、 就労支援サービス、更生保護制度
受験料 社会福祉士のみ受験する場合:15,440円/社会福祉士と精神保健福祉士を同時に受験する場合:28,140円/社会福祉士の共通科目免除により受験する場合:13,020円
申込方法 簡易書留で郵送
試験方法・取得方法
問い合わせ
社会福祉士国家試験
(国家資格)
公益財団法人 社会福祉振興・試験センター
東京都渋谷区渋谷1-5-6
03-3486-7559(国家試験情報専用電話案内)
http://www.sssc.or.jp/

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株式会社JSコーポレーション 代表取締役社長 米田英一