精神保健福祉士の資格を取るには

精神保健福祉士【国】

※こちらの情報は2022年7月に主催団体HPより収集した内容になります。最新の情報は主催団体HPをご確認ください。

精神障害者の社会復帰を支える

 先進諸国の中で日本は、心の病を負ったことでさまざまな障害を抱えた精神障害者に対する社会復帰や社会参加支援の取り組みは、非常に立ち遅れた状況でした。近年になって関係法の改正などにより、地域社会で暮らすための基盤整備が図られることとなりました。

 精神保健福祉士は、精神病院や医療機関で精神障害者の社会復帰に向けた相談援助を行う専門職で、「精神保健福祉士法」に基づいて厚生労働大臣が認定する国家資格です。より充実した福祉社会をめざすこれからの時代にこそ求められる資格であり人材です。業務は多岐にわたるため、確かな責任感をもって取り組むべき仕事といえるでしょう。高ストレス社会といわれる現代にあって、医療、保健、そして福祉にまたがる領域で活躍する精神保健福祉士の役割はますます重要になってきています。

活躍の場

精神病院や精神保健福祉センターなどの医療機関、社会復帰施設、作業所、グループホーム
受験情報
受験資格 (1)4年制大学で指定科目を修めて卒業した方(受験年の3月31日までに卒業見込みの方を含む)
(2)2年制(又は3年制)短期大学等で指定科目を修めて卒業し、指定施設において2年以上(又は1年以上)相談援助の業務に従事した方(受験年の3月31日までに従事する見込みの方を含む)
(3)精神保健福祉士短期養成施設(6月以上)を卒業(修了)した方(受験年の3月31日までに卒業(修了)見込みの方を含む)
(4)精神保健福祉士一般養成施設(1年以上)を卒業(修了)した方(受験年の3月31日までに卒業(修了)見込みの方を含む)
受験科目 精神疾患とその治療、精神保健の課題と支援、精神保健福祉相談援助の基盤、精神保健福祉の理論と相談援助の展開、精神保健福祉に関する制度とサービス、精神障害者の生活支援システム、人体の構造と機能及び疾病、心理学理論と心理的支援、社会理論と社会システム、現代社会と福祉、地域福祉の理論と方法、福祉行財政と福祉計画、社会保障、障害者に対する支援と障害者自立支援制度、低所得者に対する支援と生活保護制度、保健医療サービス、権利擁護と成年後見制度
受験料 精神保健福祉士のみ受験する場合:17,610円/精神保健福祉士と社会福祉士を同時に受験する場合:28,140円/精神保健福祉士の共通科目免除により受験する場合:14,080円
申込方法 簡易書留で郵送
試験方法・取得方法
問い合わせ
精神保健福祉士
(国家資格)
公益財団法人 社会福祉振興・試験センター
東京都渋谷区渋谷1丁目5番6号
03-3486-7559(国家試験情報専用電話案内)
http://www.sssc.or.jp/

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株式会社JSコーポレーション 代表取締役社長 米田英一