介護福祉士の資格を取るには

※こちらの情報は2022年7月に主催団体HPより収集した内容になります。最新の情報は主催団体HPをご確認ください。

介護のプロフェッショナル

 介護福祉士は、昭和62年(1987年)に法整備により新しく誕生した社会福祉の国家資格。身体的、精神的な障がいや認知症により、日常生活を営むのに支障がある人に対して、心身の状況に応じた介護、並びにそうした老人や障がいをもつ方の家族に対して介護に関する指導を行います。この資格は、自立した人間としての尊厳をもった生活を送るための支援を行うことに、すぐれた能力を有する者の国家資格であり、名称独占資格(業務そのものは資格がなくても行うことができますが、資格取得者以外のものにその資格の呼称およびそれに類似したり紛らわしい呼称の利用が禁止される資格)のひとつです。介護福祉士の活動場所としては、特別養護老人ホーム、デイケアセンターや障がいを持った方の福祉作業所、その他の社会福祉施設があげられます。

介護福祉士の資格は、介護などの仕事を3年以上務めてから、介護福祉士国家試験に合格し、資格を取得する方法もあります。筆記試験と実技試験があり、毎年筆記試験が1月、実技試験が3月に行われています。資格を取得すれば、公立・私立の老人福祉関連施設や障がい者関連施設などで活躍できます。また、社会福祉事業団、社会福祉協議会や行政機関などで、直接介護にあたったり、スタッフの管理や指導を行います。さらに、在宅の高齢者や障がい者への訪問介護も行います。

活躍の場

老人福祉関係施設、障害者関連施設、社会福祉事業団、社会福祉協議会、行政機関
受験情報
受験資格 (1)養成施設(2年以上)を受験年度に卒業した方
(2)養成施設(1年以上)を受験年度に卒業した方
(3)3年以上介護等の業務に従事した方で実務者研修を修了した方
(4)3年以上介護等の業務に従事した方で介護職員基礎研修と喀痰吸引等研修を修了した方
(5)福祉系高校を平成21年度以降に入学して、新カリキュラムを履修して卒業した方
(6)特例高校に入学して卒業した翌日後に9ヶ月以上介護等の業務に従事した方
(7)福祉系高校を平成20年度以前に入学して、旧カリキュラムを履修して卒業した方
(8)経済連携協定(EPA)であって、3年以上介護等の業務に従事した方 等、細かく設定されているため詳しくはホームページや募集要項で確認してください。
受験科目 筆記試験:人間の尊厳と自立、介護の基本、人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術、社会の理解、生活支援技術、介護過程、発達と老化の理解、認知症の理解、障害の理解、こころとからだのしくみ、医療的ケア、総合問題
実技試験:介護等に関する専門的技能
受験料 15,300円
申込方法 受験申込書類を簡易書留で郵送
試験方法・取得方法 筆記試験/実技試験(筆記試験合格者のみ)
問い合わせ
介護福祉士国家試験
(国家資格)
公益財団法人 社会福祉振興・試験センター
東京都渋谷区渋谷1-5-6
03-3486-7559(国家試験情報専用電話案内)
http://www.sssc.or.jp/

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株式会社JSコーポレーション 代表取締役社長 米田英一