総合無線通信士/陸上無線技術士/航空無線通信士の資格を取るには

総合無線通信士【国】/陸上無線技術士【国】/航空無線通信士【国】

※こちらの情報は2022年7月に主催団体HPより収集した内容になります。最新の情報は主催団体HPをご確認ください。

総合無線通信士/陸上無線技術士/航空無線通信士って何?

【総合無線通信士】
 無線はアマチュアを含め、資格がないと行えないことになっています。これは国際的にも共通で、取得した資格や国によっては、無線を行う国で資格を取得し直さなければなりません。
 総合無線通信士のランクは3級・2級・1級と分かれており、3級は漁船などの船舶や陸上に設置される海上関係の無線設備での操作、2級は漁船・船舶・航空機での通信操作、1級は陸海空の様々な操作が行える無線従事者国家資格の最高峰のひとつとされています。1級陸上無線技術士と1級総合無線通信士があれば他の無線従事者免許の操作範囲をカバーできます。
 試験内容は電気通信術の実技を含め、無線工学や英語などの7科目(第三級のみ5科目)です。実技はモールス電信などの伝えるスピードが問われます。上位の級になるほど、かなりの訓練が必要となるでしょう。

【陸上無線技術士】
 陸上無線技術士は総務省管轄で日本無線協会が実施する国家資格です。2級と1級があり、放送局などの無線設備の技術的な操作には必須の資格です。2級は取り扱える空中線電力と周波数に制限があります。1級陸上無線技術士と1級総合無線通信士があれば他の無線従事者免許の操作範囲をカバーできます。試験科目は無線工学の基礎や法規など4科目です。
 この資格は資格取得後の実務経験で工業科目の教員免許の取得や、電子科の職業訓練指導員や工事担当者試験など科目免除が受けられるなどの特典も多いようです。しかし、その分難易度も高いです。
 一方、警察官や消防官、タクシーの運転手などは陸上特殊無線技士の資格が必要となってきます。

【航空無線通信士】
 航空無線通信士は無線従事者免許のひとつで総務省管轄の国家資格です。パイロットや航空管制官などが取得する資格です。また自家用航空機の無線局の設備を操作するためにも必要な資格です。試験は無線工学、法規、英語、電気通信術の4科目です。科目合格制を取り入れているため、3年間で4科目を取得できれば合格となります。

活躍の場

【総合無線通信士】
陸上の無線施設、船舶、航空機

【陸上無線技術士】
放送局、大電力無線局

【航空無線通信士】
航空管制官、パイロット、自衛隊
受験情報
受験資格 【総合無線通信士】
学歴、年齢等に制限はありません。

【陸上無線技術士】
学歴、年齢等に制限はありません。

【航空無線通信士】
学歴、年齢等に制限はありません。
受験科目 【総合無線通信士】
第一級・第二級:無線工学の基礎、無線工学B、無線工学A、法規、英語、地理、電気通信術/第三級:無線工学の基礎、英語、無線工学、法規、電気通信術

【陸上無線技術士】
第一級・第二級:無線工学の基礎、法規、無線工学A、無線工学B

【航空無線通信士】
無線工学、法規、英語、電気通信術
受験料 【総合無線通信士】
第一級:18,862円/第二級:16,762円/第三級:13,162円

【陸上無線技術士】
第一級:13,962円/第二級:11,862円

【航空無線通信士】
9,062円
申込方法 【総合無線通信士】
希望する受験地を担当する協会の事務所あてに申請書を郵送又は直接持参。もしくはインターネットによる申請。

【陸上無線技術士】
希望する受験地を担当する協会の事務所あてに申請書を郵送又は直接持参。もしくはインターネットによる申請。

【航空無線通信士】
希望する受験地を担当する協会の事務所あてに申請書を郵送又は直接持参。もしくはインターネットによる申請。
試験方法・取得方法 【総合無線通信士】
多肢選択式

【陸上無線技術士】
多肢選択式

【航空無線通信士】
多肢選択式
問い合わせ
総合無線通信士国家試験
(国家資格)
公益財団法人 日本無線協会本部(関東)
東京都中央区晴海3-3-3
03-3533-6022
http://www.nichimu.or.jp/
陸上無線技術士国家試験
(国家資格)
公益財団法人 日本無線協会本部(関東)
東京都中央区晴海3-3-3
03-3533-6022
http://www.nichimu.or.jp/
航空無線通信士国家試験
(国家資格)
公益財団法人 日本無線協会本部(関東)
東京都中央区晴海3-3-3
03-3533-6022
http://www.nichimu.or.jp/

最新の情報は主催団体HPからご確認ください。

株式会社JSコーポレーション 代表取締役社長 米田英一