2次元CAD利用技術者の資格を取るには

※こちらの情報は2022年7月に主催団体HPより収集した内容になります。最新の情報は主催団体HPをご確認ください。

CADの知識をもつプロフェッショナル

 CADシステムとは、建築物や機械などの設計図の作成などに使用されるコンピュータシステムです。CAD利用技術者試験では、CADシステムを利用する上で必要な知識・スキルを明確化し、一定水準に達していることを証明し、認定します。これまでに延べ56万人以上の総受験者数を誇る、わが国有数の技術認定試験です。

 試験は、「基礎」「2級試験」「1級試験」の3種類があります。「基礎」はCADシステムを勉強している人を対象に、コンピュータやネットワーク、CADを学ぶための製図の基礎的な知識が問われます。筆記試験のみが行われ、インターネットを利用し、いつでも受験できるシステムになっています。「2級試験」は筆記試験のみで、2次元CADシステムを製図業務で利用する上での知識等が問われます。「1級試験」は筆記試験と実技試験があり、トレース・建築・機械の3分野があり、それぞれの分野で2次元CADシステムの利用技術と専門的な知識が問われます。

活躍の場

建設業界、産業機械業界など
受験情報
受験資格 【基礎・2級】学歴・年齢等に制限なし /【1級】2級有資格者または過去の1級合格者
受験科目 【基礎】筆記試験:CADシステムの基礎知識と利用、CADを動作させるコンピュータシステム、ネットワークの基礎知識、情報セキュリティと知的財産、製図の基礎、図形の基礎
【2級】筆記試験:CADシステム分野、製図分野
【1級(機械)】実技試験:機構部品の作図、適切な数値(カタログ、要目表など)からの作図、投影図からの作図/筆記試験:機械製図の知識
【1級(建築)】実技試験:RC造または木造/筆記試験:建築製図の基礎知識、建築生産の電子情報
【1級(トレース)】実技試験:編集・レイヤ設定能力、トレース能力、投影能力/筆記試験:製図の知識
受験料 基礎:4,000円(税別) / 2級:5,500円(税別) /1級:15,000円(税別)、過去の1級有資格者は10,000円(税別) 
申込方法 インターネット
試験方法・取得方法 基礎:筆記試験(50問、IBT=インターネットを利用した随時試験) / 2級:筆記試験(60問、全国にある専用のCBT試験会場にて実施) / 1級:実技試験、筆記試験(25問)
問い合わせ
2次元CAD利用技術者
(民間資格)
一般社団法人 コンピュータ教育振興協会内 CAD利用技術者試験センター
東京都港区赤坂2-8-14 丸玉第3ビル8階
03-3560-8435
http://www.acsp.jp/cad/

最新の情報は主催団体HPからご確認ください。

建築・土木・インテリア系の資格

株式会社JSコーポレーション 代表取締役社長 米田英一