計算実務能力検定の資格を取るには

※こちらの情報は2022年7月に主催団体HPより収集した内容になります。最新の情報は主催団体HPをご確認ください。

経理実務での計算能力を問う

 計算実務能力検定はその検定名通り、経理実務での計算能力を問う検定です。現金出納帳や売上帳などの帳票計算と原価計算や利息の計算などの商業計算の2科目があります。3級から1級のレベルに分かれており、計算すべき桁数が増えていきます。1級になると別表が与えられ、そこから製造原価の計算や利益処分の計算を求められるなど、より高度な知識と計算が必要となります。
 仕分け作業なども必要となる簿記とは違い、計算にのみ焦点を当てた内容となっています。ただし、共通する技術も多く、簿記検定を目指す人は力試しに受けてみるのもいいかもしれません。受験資格は特にありませんので学生でも受けやすい資格です。また有資格者のニーズも高く、経理・財務を目指す人だけではなく、企業の財務状況を詳しく知る必要のある営業マンやトレーダーにも有効な資格といえるでしょう。

活躍の場

幅広い職種での経理業務
受験情報
受験資格 男女の別、年齢、学歴、国籍等の制限なく誰でも受けられます。
受験科目 【1級】
 帳票計算(精算表、棚卸表、固定資産台帳、入出金伝票)
 商業計算(比率、製造原価、利益処分、有価証券、株式、福利、年金、年割賦、積立金、減価償却)

【2級】
 帳票計算(合計残高試算表、商品有高帳、入出金伝票)
 商業計算(売買諸費用、手形割引、度量衡、貨幣の換算)

【3級】
 帳票計算(仕訳帳、総勘定元帳、得意先元帳、仕入先元帳、入出金伝票)
 商業計算(割合の表し方、損益、利息)

試験時間は、各級すべて50分間となります。
受験料 【受験料(税込)】
 1級:1,800円/2級:1,500円/3級:1,300円
申込方法 インターネット
試験方法・取得方法 筆記試験にて実施され、各級とも1科目100点満点とし、全科目得点70点以上を合格とする。
問い合わせ
計算実務能力検定
(民間資格)
公益社団法人 全国経理教育協会
東京都豊島区北大塚1丁目13番12号
03-3918-6133
http://www.zenkei.or.jp/

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ビジネス系の資格

株式会社JSコーポレーション 代表取締役社長 米田英一